インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

続ければ続く

昨年の一月二日に何となく思いついて、はてなブログで一年間毎日文章を書いてみました。

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それまではたまに更新する程度で「ほとんど放置」状態だったので、「続くかな?」とあまり自信はなかったのですが、忙しい暮らしの中でもけっこう続くものですね。いや、というよりも「続ければ続く(続けなければ続かない)」といった方がよいでしょうか。

ブログを一年間毎日続けた「結果」は……実はあまり感じないですけど、まあ文章を書くのが速くなりました。それから、文章を書いていて「あ、これはきちんと着地できて、まとまった文章になるな」というのと「あ、これは空中分解して、着地できないな」というのが分かるようになりました。

それから、文章は書き始めてみて初めて動き出すというのも分かりました。文章の書き方は人によってそれぞれでしょうけど、私の場合はまず最初に全体を大きく俯瞰しておいて、大体の流れを意識しながら書き始めます。でも書いているうちに予想から外れた方向に飛んでいったり、書いているうちに最初の予想とは違う着地点が見つかったりします。

どなたかが「書いている時の自分は、普段よりちょっとだけ頭が冴えている」というようなことを言っていましたが、書くことが自分の思考をより後押してくれるということは確かにありそうです。

ブログを毎日書いていると、逆に一日の中で文章を書かないと何だかむず痒い気持ちになります。語学でも運動でもそうですけど、それをしないとむず痒い、気持ち悪い……と思えるようになったらしめたもので、それは習慣化できつつあるということです。「続ければ続く」というのはつまり習慣化するまで続ければ吉、ということなんでしょうね。

そして習慣化するまで続けるための秘訣は、毎日の「続ける量」を最初はかなり少なく設定するという点だと思います。最初から「続けるなら最低これくらいはやらないと」などと欲張ったり意気込んだりせず、「たったこれだけで『続けている』と言えるかしら」というくらいの少量から始めるのです。

そうしておいて、脳が、身体が「今日もそれをしないとむず痒い、気持ち悪い」と思うようになるまで続ける。そうすれば続くようになります。なんだか禅問答みたいですけど、昨年はこの「続ければ続く」ことを再認識した一年でした。

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https://www.irasutoya.com/2016/07/blog-post_209.html