南の島でののんびりした旅を終えて、また台北に戻ってきました。あとは東京へ戻るまでの数日間、台湾ならではのB級グルメを食べ歩くことにします。といっても定番ばかりなんですけど、定番中の定番がやっぱり一番ほっとできて美味しいんですよね。
泊まったホテルには簡単な朝食がついていたんですけど、バックパッカー向けのトーストとコーヒーとジャム程度なので、近くのお店に「鹹豆漿」を食べに行きました。お酢と調味料、それに少量の「油條」などを入れたお椀に熱い豆乳を注ぐと、酢の作用で豆乳がおぼろ豆腐状になるというこれ、一番好きな朝ごはんです。
このお店のオリジナルだという、オレンジピールが入ったパンを合わせました。なんでもNHKの番組で紹介されたことがあるそうで、日本人のお客さんもちらほらいました。
トシを取ってあまり量を食べられなくなったので、朝食はこれだけで充分。しかし何ですね、食べ歩きが旅の醍醐味だというのに、食が細るのは本当につまらないです。若い方は「もっとお金を稼げるようになったら」とか「お金を貯めて悠々自適な老後に」などと言わず、いますぐ、親に借金してでも海外旅行に出かけるべきです。
お昼はこれ、定番中の定番「蚵仔剪」。カキが入ったオムレツとお好み焼きの中間みたいな食べ物。本当に美味しいですが、美味しい店で食べないとぜんぜん美味しくないので情報収集が欠かせません。こちらのお店は台湾在住の知人に教えてもらいました。日本人も多く訪れるみたいで、こちらが日本人だとみるや、日本語で話しかけられました。
カキが大きくて、見た目からして美味しそう。かかっているソースもお店によって千差万別で、こちらはあまり強い味つけではなくとても美味しかったです。