インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

2008-01-01から1年間の記事一覧

エンドレス

職場のパソコンにiTunesバージョンアップのお知らせが来ました。 インストールを済ませてパソコンを再起動すると、「Apple Mobile device Helperは動作を停止しました」というポップアップウインドウが次々に出ます。キャンセルしてもまた出てきます。エンド…

きつねのにおい

Uedadaさんのコメントにレスを書いていて、以前の職場にいた上司を思い出しました。 この方は……う〜む、ごめんなさい、体臭がものすごく強い方でした。いわゆる「ワキガ」というやつですね。編集部全員(小さな出版社にいたのです)が閉口していたのですが、…

間一髪

同僚の女性二人と、寿司を食べに行きました。 私を含めた三人とも同じ区内に住んでいるので、こうして不定期に「ぐるめくらぶ」を開催しているのです。行くのも同じ区内にあるお店。帰るの楽だからね。 三人でかしましく*1話しているうちになぜか「言葉狩り…

後悔不及

中学校のクラス会のお知らせが十数年ぶりに来ました。 私が引っ越しに引っ越しを繰り返したせいでいつしかみんなと音信不通になっていたのですが、幹事がインターネットで私の名前を検索したら、今の職場が引っかかって電話をくれたのです。いや、恐ろしい時…

東京今昼冷清清

中国人講師の代講で、会話の授業を担当しました。 学生はほとんどが日本人で、私ももちろん日本人。なのに授業では最初から最後まで全部中国語です。 こういう授業って、盛り上げるのが大変なんですよね。 もちろん、まずは自分の授業の進め方を反省すべきな…

それほど複雑なわけでは

職場近くのスタバに行きました。 同僚からも「ついでに買ってきて」と頼まれました。 私と同僚の注文は次の通りです。 私:ホットのスターバックス・ラテ、トール。豆乳使用。マイタンブラー。 同僚:アイスのスターバックス・ラテ、トール。 相手が一発で理…

突然閉鎖?

長い間利用させてもらってきた「単語帳ドットコム」が閉鎖されてしまったようです。 アクセスすると、なにやら怪しげな健康食品販売サイトに飛ぶようになってしまいました。モバイル版もエラーになります。 これまで多くのデータを提供してきたんですけどね…

一目瞭然

出勤途中、地下鉄大江戸線の新宿駅で電車を待っていると、見知らぬおじさんに英語で話しかけられました。 「え〜、えくすきゅーずみ」 「台湾の方ですか?」 というわけで、このあとは北京語に。 おじさんは桃園に住んでいる園芸家で、家族七人で観光ツアー…

「行きつけ」に大した理由はないのかもしれない

自宅の最寄り駅前には、戦後かなり早い時期からあったとおぼしき市場があります。 たまに早く帰宅できた日には、何軒かある魚屋で刺身を買って帰るのが楽しみです。 しかし、さすがは老舗の風格というところでしょうか、いずれの店も私のような一見の男やも…

ストリーミング映像の録画

「新聞」はポッドキャストで講読すればアーカイブが残りますが、「視頻節目」はサイト上で視聴するしかありません。これを何とか保存しておけないかなと思って、ストリーミング保存ソフト「MPX」を使ってみましたが、どうやらダウンロードできない形式になっ…

NHK World Chinese

NHK Worldのコンテンツをよく授業に利用させてもらっています。 「授業」ったって結局は営利目的の商業行為ですから、断りもせずに利用させてもらっていいものかどうか分かりませんが。 「新聞」の部分には、その日のニュースが中国語で載っています。スクリ…

包子会

またまた「ニセ華人」となって、包子を作りました。 肉まんと、エビ+野菜まんの二種類。土曜日は友人宅で、日曜日はなんと包子作りを教える授業で、です。調理師免許など持っていないし、ましてや中国人ですらないのに、「何様?」という感じですね。先週は…

ええ、買いませんとも。

このところ「iPhone 3G。いよいよ7月11日、金曜日発売」のメール広告が連日のように届き、えらく物欲を刺激してくれます。しかもまずいことに私の携帯電話はソフトバンクモバイルです。 いま持っているiPodは容量が80ギガバイトもあって、音楽やら語学関係の…

面子

日本人も中国人も、「メンツ」を重んじるとよく言われます。 しかし、私に言わせれば日本人のメンツは、例えそれを失ったとしても同僚相手に愚痴をこぼす程度のやけ酒で解消されるたぐいの、安上がりなものがほとんどです。 中国人にとっての“面子(ミェンズ…

蒸留酒修行その2

硬派に読めてその実やわらかい文体の酔漢さんに敬意を表して、今日は敬体です。 先日、蒸留酒ばかり七種類を当てる利き酒ゲームに参加しました。 コニャック アルマニャック マール カルバドス ラム スコッチウイスキー グラッパ ……が並べられて、どれがどれ…

蒸留酒修行

ある人に紹介されて、恵比寿のとあるバーに出かける。 このバーのオーナーはコニャックやウイスキーなどの蒸留酒系にとことん傾倒していて、業界では有名な人なのだそうだ。私はこれまでコニャック(ブランデー)というものをほとんど飲んだことがなかったの…

熱烈コール

北九州市に住む両親から、メールが送られてきた。 添付ファイルがついているので開いてみると、新聞記事のコピーだった。 北九州市:社会人採用枠 59歳まで受けられます 中国語堪能者は大歓迎/福岡 ◇U・Iターン促進狙い 北九州市は30日、5年以上の民…

Windows Media Playerの「再生速度の設定」機能

授業で中国語を“聽寫”したり、シャドーイングしたりする時、初学者が音源の速度について行けないことがある。そんなときは、これまでフリーソフトの「聞々ハヤえもん(ぶんぶんはやえもん)」を使って速度を落としていた。このソフトは、速度を落としても音…

井上雄彦 最後のマンガ展

展覧会なのに鑑賞日時を指定したチケット。数十人ずつ数分おきに場内に招き入れる入場制限。まるで演劇の公演を見に来たみたいだ。 かなり型破りなこの展覧会は、美術館まるごと一つが一本のストーリーになったマンガ作品。いやあ、すごかった。ネタバレにな…

1957年のグールド

FACTA onlineの『編集長ブログ』から。即購入。 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番&シベリウス:交響曲第5番アーティスト: カラヤン(ヘルベルト・フォン)グールド(グレン),シベリウス,ベートーヴェン,カラヤン(ヘルベルト・フォン),グールド(グレン),ベルリン…

上有政策,下有對策。

今の仕事場は都心のオフィス街にある。オフィス街とはいえ、繁華街ではないので、商店やコンビニやレストランのたぐいが極端に少ない。一方でオフィス人口は増えるばかりだから、ランチに関しては極端な需要過多に陥っている。 そこであちこちに弁当屋さんが…

アップル社の回し者

授業で使う音声をiPodで、映像やフラッシュカードはノートパソコンでそれぞれ教室に持ち込むようになって久しい。 LL教室ならiPodやパソコンをLL機器の「音声入力」につなぐ。一般教室なら各教室に備えつけてあるテレビのスピーカーを利用する。ビデオ入力な…

全国哀悼日の新聞一面

職場には、中国の代表的なタブロイド判夕刊紙である『北京晩報』が四〜五日遅れで郵送されてくる。写真は十九日、二十日、二十一日の表紙。いつもはカラフルで賑やかな紙面も、連続三日間哀悼一色だ。 『北京晩報』だけではない。こちらのサイトによると、全…

何かがおかしい

飯田橋駅で撮った、TBCの広告。 見るほどにムズムズしてくるのはどうしてだろうと思ったら……いくら怒濤の平泳ぎを可能にしている腕でも、ここまでは伸ばせないと思う。

包装紙と紐

昨年の卒業生が菓子折を持って学校を訪ねてくれた。 大学に進学した彼女は、「授業がとても楽しい」と言っていた。いやいや、なかなか。 彼女が帰ったあとで、もらった菓子折の包装を解く。とめてあるテープを一つずつはがして、包装紙を開いて、中身を取り…

Let's start from here

バラエティ番組の字幕を訳していたら、とあるコーナーでこの人の歌を紹介しているのにぶつかった。王若琳(ジョアンナ・ワン)。台湾生まれでアメリカ育ちだそうだ。 こちらは中文版。 曲を聴きながら、へええ、ノラ・ジョーンズみたいと思っていたら、果た…

ライトウイング・リターンズ

胡錦涛氏の来日にともなって、またまた右寄りな方々が職場へお越しになった。 至近距離で主張をがなりたてるものだから、さすがに仕事に影響が……出るかと思ったら、意外にそうでもない。なんかもう、慣れちゃったというか。テストの採点をばんばかこなす。 …

得便宜賣乖

職場や会合などで、中国人同士が会話しているのを聞くのが好きだ。 好きだ……ったって、明らかに「盗み聞き」なので、決してよい趣味じゃないのだけれど、ネイティブ同士の容赦ない会話を聞くのは、リスニングの訓練になる。日本人と中国語を話す段になるや、…

「ファンミ」見学

クライアントからのお呼ばれで、とある台湾アイドルグループのファンミーティングに出かけてきた。通訳スクールの先輩が通訳を担当するとのことで、仕事の現場を見るのは勉強になるかなとスクールの生徒さんも誘う。自主的にメモ取りをするかなとこっそり観…

澳洲首相陸克文

オーストラリアのラッド首相が訪中し、北京大学で中国語の講演をしていた。YouTubeではまだほんの一部しか見つからないけれど、とても流暢な中国語だ。 「中国語が流暢だと言われるけれど、お世辞ですよね。だって中国にはこんな格言がありますから」と前フ…