硬派に読めてその実やわらかい文体の酔漢さんに敬意を表して、今日は敬体です。
先日、蒸留酒ばかり七種類を当てる利き酒ゲームに参加しました。
コニャック
アルマニャック
マール
カルバドス
ラム
スコッチウイスキー
グラッパ
……が並べられて、どれがどれだかを当てるという趣向です。
利き酒といってもアルコール度数の高い蒸留酒なので、口に含んだら最後、何も分からなくなってしまいます。だもんで、外見と香りだけで判断。
透明なグラッパ*1以外はみんな似たような琥珀色です。ということは、グラッパは利き酒以前に外見でわかります。
マールはグラッパ同様に葡萄の絞りかすを利用したお酒なので、香りが一緒。
スコッチウイスキーはピート(泥炭)の香りがします。といってもスコットランドでピートの燃える匂いなど嗅いだことはありませんが、まあおなじみの香りです。
カルバドスはリンゴやナシが原料なので、本当にリンゴの香りがします。こないだ恵比寿のバーで「修行」したかいがありました。
ラムはよくわかりません。アイスクリームのラムレーズンをイメージするくらいでしょうか。
残ったのはコニャックとアルマニャック。ほとんど勘で当てるしかありませんが、なんとなくコニャックの方がお上品で繊細な感じがします。
以上のような消去法で、なんと全部当たりました。
ううむ、ワインは品種をことごとくはずすというのに、蒸留酒におけるこの破竹の勢い。
将来はソムリエより、バーテンダーを目指した方がよさそうです*2。