インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

Suicaに慣れるとクレジットカードすら「めんどくさい」

留学生の通訳クラスで教材として使える短いニュース映像はないかな……とYouTubeを検索していたら、こんなのがありました。フリマアプリの「メルカリ」が運営する電子決済システム「メルペイ」が支払額の最大70%をポイント還元するキャンペーンを始めた、という話題です。

youtu.be

支払額の70%をポイント還元って……要するに100円の買い物を「メルペイ」で支払えば、70円戻ってきて実質30円になるってことですか? なんだかすごい大盤振る舞いですけど、そうやってユーザーを囲い込もうという初動作戦なのかな。でも私、このニュースにまったくときめきませんでした(もっともキャンペーンはすでに終了しちゃってますけど)。

もとより個人的にキャッシュレス化絶賛推進中で、クレジットカードでの支払いはもちろん、各社の電子決済システムや電子マネーを試してみた結果、「現金を持ち歩く+現金で支払いをする」ことから本質的に解放されるのは、SuicaPASMO)だけという結論に達してしまったからです。

ブロガーのちきりん氏がこちらの記事で書いてらっしゃいますが、Suica以外の支払い方法はどれも「めんどくさくてやる気になれない」です。

chikirin.hatenablog.com

というわけでLINE PayもPayPayも、今チャージしてある分を使い切ったらアプリを削除するつもりでいます。あとはほとんどの支払いをクレジットカードでしています(たとえ100円でも)が、やはりこれもSuicaの簡便さに比べるとかなり「めんどくさい」ですね。

まずクレジットカードはときどき「使用拒否」に遭います。お店によって「うちはカード不可です」と言われたり「○千円以上じゃなきゃダメ」と言われたり。前者はまあ仕方がありませんが、後者はなんだか後味が悪いです。カード使用金額の下限を設定するのは信販会社との契約違反だという話もありますが、よく分かりません。

それから決済時にお店によって「暗証番号を入力」か「サインをする」か「何もしなくてよい」か「一定金額以上はサインをする」か……と様々なのはどういうことなんでしょうね。たぶん各店舗それぞれの事情がおありなんでしょうけど、これもけっこう「めんどくさい」。

私が日常的に利用しているお店では、スーパー「オオゼキ」や「東急ストア」や「カルディ」はいくら買っても暗証番号もサインも不要。「成城石井」はお店によってサインが必要だったり要らなかったり。渋谷の「フードショー」で買うときは生鮮食品売り場ではいくら買ってもサインレスですが、同じ「フードショー」のお酒売り場では一定金額以上サインが必要です。

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https://www.irasutoya.com/2017/12/blog-post_58.html

こうしてみると、クレジットカードもけっこうめんどうですよね。「何もしなくてもよい」カルディでは、必ず「サイン不要ですが、ご一緒に金額の確認をお願いします」と丁寧に金額のところをボールペンで○をして下さる「儀式」があるんですけど、あれもめんどう。カルディは、クレジットカードで支払うとあの3枚連続したレシートが出てきて(そのうち2枚目を客に渡す)、その3枚に全て店員さんがサインするのを待っているのもめんどうです。

自分の「イラチ」加減にあきれます。いずれもほんの数秒程度なのにね。それでもSuicaの「取り出してピッでおしまい」の簡便さの前には全てが色あせて見えます。Suicaはポイントもたまらないし(JRE POINTというのがあるんですけど、私はPASMOなので使えません)素っ気ないことこの上ないんですけど、もとよりポイントなんて全然期待していないので、その素っ気なさ=簡便さが普段使いにはぴったりなのです。

Apple Payも使ってみましたが、使えるお店が少ないうえに、導入しているお店も慣れていないことが多く、Apple Payのステッカーがあるのに使えないというケースが続出して、使うのをやめました。モバイルPASMOが実現してスマホひとつで全ての決済ができるようになったらまた使うかもしれません。今のところスマホケースにPASMOを入れて使っているのですが、改札を通るたびにiPhoneの「ウォレット」が誤起動するので。

というわけで、以前にも書きましたが「モバイルPASMO」の実用化を一日も早く……と願っているのです。

qianchong.hatenablog.com