インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

粉もん好きにうれしいハーブパイ

最近は野菜と蛋白質を多くとって糖質を控えめにしようとしているのですが、生来の「粉もん好き」なので「糖質制限」とまでは行きません(し、そこまでする気も実はない)。それでも若い頃のように山盛りチャーハンや特盛りつけ麺をほとんど飲み物のようにお腹に収めるのはやらなくなりました(というか、できない)。

そんな私にうれしい料理を、MariChanさんのブログ『MARICAFE』で教えていただきました。『Jerusalem』という料理本に載っているというイスラエル料理の「ハーブパイ」です。

www.maricafejp.com

詳しくはリンク先の記事をご覧いただきたいのですが、パイといっても生地に「パートフィロ」を使うので油脂分が少なく、フィリングもハーブのほかはリコッタチーズくらいで、中高年に優しい仕様。これはぜひ作ってみようと思いました。

ところでパートフィロをはじめ、「スイスチャード、セロリ、ルッコラ、パセリ、ミントにディル」など様々なハーブをどこで手に入れるんだということですけど、東京はこういう時に便利です。時折買い出しに行く「日進ワールドデリカテッセン」でみんな揃いました(まあネットの通販でも買えますが)。

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www.nissin-world-delicatessen.jp

ちなみにこのスーパー、いかにも在日外国人向けの品揃えなんですけど、野菜類はかなりお安いです。特にハーブ類は巨大なパックで売られているものもあって、なるほどお国や地域によってはこういう感じでハーブをバッサバッサ使うんだなあというのが想像できて楽しい。数年前から流行のグラスフェットビーフもいろいろ売ってます。

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Marichanさんのブログには手順だけで分量やオーブンの温度などは書かれていなかったのですが、そこはまあ他のオーブン料理からの類推で適当に。ヘルシーさが特徴のイスラエル料理だそうですが、ちょっと浮気してピザ用チーズも少々入れてしまいました。

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いやこれ、本当に軽い仕上がりのパイでおいしいです。野菜がたっぷり食べられるし、粉もん好きの嗜好も満足させてくれるし。その後にわかに「粉もん」づいてしまい、ここ十日ほどで餃子や焼売やピザなんかを立て続けに作ってしまいました。

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小麦粉の料理ってやっぱりいいなあ。昨今は「グルテンフリー」を実践されている方もいますが、私は以前に二週間ほど厳格なグルテンフリーを試してみて、体調にまったく変化がなかったので、自分にはあまり影響はないかなと思っています。