インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

すしトング

そのまま食べればまだ豆腐だとわかるけれども、すし飯とわさびと海苔と、それに醤油が加わるともはや本物の雲丹としか思えない「うにのようなビヨンドとうふ」。これにハマって軍艦巻きを何度も作っているうち、ある道具が欲しくなりました。握り寿司のご飯が簡単に成形できるトングです。

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最初のうちはYouTube動画などを見て、職人さんの握り方を学んでも見たのですが、不器用なせいかどうにもうまくできません。それでAmazonで検索してみたら、この「寿司しゃもじポン!」という商品が見つかりました。安いと言えば安いですが、なぜか最低購入個数が2個からとなっていて、その「売らんかな」な姿勢がなんとなくイヤな感じ。

それで他にも何かないかしらと探してみたら、ゴトウ熔接さんのこの「すしトング」を見つけました。

おおお、このメカニカルな感じがすてき。刃物や洋食器などの金属加工で知られる燕三条地域、その燕市にある溶接工場さんがつくったステンレス製の道具です。7000円弱というそのお値段にちょっとたじろぎましたが、誘惑に負けて購入してしまいました。

それでさっそく「うにとうふ」を使った軍艦巻きを作ってみましたが、自分で握ったのとはまったく違う端正な佇まい(?)になりました。一回分のご飯が、高級寿司店くらいの控えめな量になるところもいいです。このトシになるとすぐにお腹いっぱいになっちゃうので。

いなり寿司を作るときも、いつもすし飯をまとめるのに苦労していたのですが、今度からはこれを使おうと思います。いなり寿司だったら握り寿司ふたつぶんくらいが適量かもしれません。