先日、仕事帰りに新宿駅へ向かう途中、甲州街道沿いのセブンイレブンに寄りました。ここは「正気のサタン」が売られている貴重なお店なのです。お店を出ようとしたら、外国人観光客と思しき５人組の女性に声をかけられました。セブンイレブンの入口に貼られている「DAISO」のステッカーを指差して、これはどこにあるんですかと。
DAISO（ダイソー）はご承知の通り、有名な100円ショップです。じつは一部のセブンイレブンには小さなダイソーコーナーがあって、商品が売られているのですが、その５人組は「コレジャナイ」とおっしゃる。GoogleMapによれば、ここにダイソー自身のお店があるはずなのだがと。
▲『食品新聞』セブン-イレブン「ダイソー」早期に全店販売 高まるワンストップショッピングニーズへ対応
なるほど、新宿駅周辺の地理に詳しい方はご存知だと思いますが、甲州街道の地下には京王新線の新宿駅があり、それに沿って「京王モールアネックス」という商店街があります。そこには確かにダイソーのお店があるので、５人組はそのお店を目指していたわけですね。
GoogleMapではちょうどその位置にピン（あの赤い逆さまのしずく形）が立つのですが、それが地上なのか地下なのかまではわからなかったというわけです。確かにちょうどあのセブンイレブンの真下あたりがダイソーの京王モールアネックス店です。というわけで、ちょうど私も地下に降りるところだったので、途中までご案内しました。５人組からは“You’re so kind.”というお言葉をちょうだいしました。
そうしたら、なんと昨日もまったく同じシチュエーションに遭遇しました。今度はニューヨークから観光に来られたという一家４名。同じくGoogleMapでここまで来たものの、セブンイレブンの小さなダイソーコーナーしか見つけられず「コレジャナイ」と。やはり地下まで一緒に歩きながら「東京のターミナル駅って複雑ですよね」などと話をしました。
ダイソーさん、地上のセブンイレブンのところに「お店は地下！ 行き方はこう！」って張り紙でもしておいたほうがいいと思いますよ。
