インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

フィンランド語 95 …日文芬訳の練習・その27

いま分詞構文を学んでいるところなので、地域の人達とコミュニケーションするのが「とても楽しいと思う」という部分を“luulen olevani erittäin iloinen”としてみたのですが、「楽しい」という場合には所有文で“Minulla on hauskaa”といい、この所有文は分詞構文にできないということで結局“luulen, että〜”という普通の文に直されました。正直、この分詞構文というのがまだよく分かっていません。

この春、私は本屋の主人になりました。といっても、実際には自宅近くのとあるコミュニティスペースの、小さな棚を借りて本を売るというものです。ここにはたくさんの店主がいます。値段は自由に決めることができ、読み終わった古本を売っても、人に勧めたい本を買ってきて売ってもいいのです。もちろん本はそんなに売れませんが、地域の人達とコミュニケーションするのがとても楽しいです。この棚から初めて売れた本は、フィンランド人の労働時間に関する新書でした。お暇があったらぜひ遊びに来てください。場所は世田谷線松陰神社前駅のすぐそばです。


Tänä keväänä olen ollut isäntänä kirjakaupassa. Mutta itse asiassa se on yhteisötila kotini lähellä, lainaan hyvin pienen hyllyn ja myyn kirjoja. Täällä on paljon isäntiä, voimme päättää kirjojen hinnat vapaasti. Voimme myydä käytettyjä kirjoja, voimme myös myydä uusia kirjoja, joita haluamme suositella kaikille ihmisille. En tietenkään saisi niin paljon rahaa, mutta ainakin luulen, että minulla on erittäin hauskaa, kun keskustelen muiden paikallisten ihmisten kanssa. Ensimmäinen kirja, joka myytiin tältä hyllyltä, oli pokkari suomalaisten työajasta. Jos teillä on aikaa, tervetuloa tähän paikkaan. Tämä paikka on hyvin lähellä Setagaya-linjan Shoinjinjamae-raitiovaunupysäkkillä.


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本屋(本棚)の名前は“Senshodo Kirjakauppa”としてみました。まあ、お遊びみたいなものですから。フィンランド人の労働時間に関する本が売れたあとは、まったく売れていません。というわけで半分以上の本を引き上げて、米原万里氏の『不実な美女か貞淑な醜女か』を三冊並べました。自分にとっての「神本」を売るというのも、このスペースのコンセプトみたいなので。POPもつけてみたんですけど、手にとってくださる方はいるかしらん。