北竿で滞在したお宿は、芹壁村の民宿です。この芹壁村は、馬祖列島の伝統的な「閩東」様式の集落建築が比較的よく保存されているところで、現在は民宿やカフェやレストランなどに活用されています。民宿のひとつ「芹壁村25號」のウェブサイトから直接予約を入れて、Paypalで入金も済ませておきました。
Chinbe No. 25 Guesthouse in Matsu / 馬祖北竿芹壁民宿:芹壁村25號
外観は歴史的な石造りの建物ですけど、中はリフォームされて、エアコン、水洗トイレ、シャワーつき。とても清潔で快適です。
それにしてもこの村の佇まいと、醸し出す雰囲気といったら。『天空の城ラピュタ』のようでもありますし、エーゲ海のどこかの島と言っても信じてもらえるかもしれません。
崩れてしまって「遺跡」のようになっているところもあります。いくつかの場所では今も石が積まれつつあって、再生作業が行われていました。
村中歩き回っても飽きないので、『世界ふれあい街歩き』風に動画を撮影してみました。あのテーマ音楽を脳内に再生させながら見てください。
目の前に砂浜があって、泳ぐこともできます。海から上がってそのまま民宿の部屋に行ってシャワーを浴びることができるので、とても便利です。
おしゃれなカフェもいくつかあり、夕刻には管楽四重奏のコンサートが行われていました。
海をながめながら、日が暮れるまで台湾産のクラフトビールを何種類か飲みました。
ちょっと観光用に整備されすぎてしまっているきらいはあるけれど、独特の旅情を味わえる芹壁村、また訪れてみたいです。