インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

不知谷歌之

授業終了後の『論語』勉強会、今日は私が発表する番。 インターネット上から『論語』の言葉が使われている例文をいろいろピックアップしてレジュメにした。 中でも面白かったのが、“知之為知之,不知為不知(知っていることは知っている、知らないことは知ら…

通訳スクール

記念式典のスピーチを五本ほど練習。音源がないので、生徒が交代でスピーカーになり、ほかの生徒が訳す。「あみだくじ」で当たった私の担当スピーチは、宋楚瑜が2005年に大陸の黄帝陵を訪問した時のもの。“炎黃子孫不忘本,兩岸兄弟一家親”だって。わはは、…

大奥(2)

待ちに待った第二巻。 第一巻のさらに前史が語られるのだが、はは〜、よくまあここまで設定を考えたもんだ。 世にも珍しい「時代劇SF」(?)、日本のマンガはここまで到達したかと、自分の手柄なんぞじゃまるっきりないにも関わらず誰かに向かって胸を張りたく…

毎日が豆腐主義

ご飯を炊くのさえ面倒なときは豆腐を主食にするくらい、豆腐が好き。ほぼ毎日食べているといってもいいくらい。それと通訳者の遠いご先祖・大村益次郎が、適塾時代に豆腐を主食のようにしていたというエピソード*1にもこっそりあやかって。 豆腐の料理本はた…

いまどきの なべ

夕飯を作るのがとことん面倒なときは、手っ取り早く鍋にする。 最近よくやるのが、豚+野菜しゃぶ。大根やズッキーニをピーラーで幅三センチ、長さ十五センチくらいの短冊状にスライスして、豚肉の薄切りと一緒にしゃぶしゃぶ風に食べる。簡単で、野菜がいっ…

お祝いの会

友人、というより仕事のお得意さんが結婚することになり、中国語通訳関係者一同でお祝いの席を設けた。 幹事に指定されたレストランは、何とその昔勤めていた会社のすぐ真裏。かつての同僚に、しかも「立つ鳥跡を濁しまくり」で飛び出した会社の同僚に会いや…

取材

某全国紙の記者さんから取材を受ける。「おばおじさん」の生態がテーマだそうだ(爆)。 「おばおじさん」は、ベースが「おじさん」で「おばさん」テイストを醸し出している男性? それとも「おじおばさん」というべき? 「おじさんおばさん」や「おばさんお…

黒烏龍茶の歌

電車に乗っていたら、中吊り広告にサントリー『黒烏龍茶の歌』の中国語歌詞がでかでかと。 是因為“鄢烏龍”改變了我 讓我們 品嘗著 油的香濃 沒戀愛 沒有油 人生不敢想 那豈不是太無味 ……だって。わはは。“鄢烏龍”の“鄢”は日本語で「くろ」と発音するのがポイ…

技術含量

先回の出張中、アテンドしていた中国人が繰り返し使っては爆笑していた。昨年あたりから流行っている言葉のようだ。もともとは映画《天下無賊》に出てきた“最看不起你們這些打劫的,一點技術含量都沒有”というセリフがそのルーツらしい。“沒有技術含量”とか…

ワイヤーを太いものに交換。引き続き前後、上下の細かい調整をしていくのだそうだ。 抜歯した隙間を詰める以前の段階とは違って、ワイヤーにそれほど強いテンションはかかっていないようなのだが、この最終段階になってから常に微妙な鈍痛が続いている。それ…

勉強会

スクール近くの公民館へ移動して、有志による『論語』勉強会。これまでほとんど読んだことがなかったので、原文を読み、解釈を聞き、用例や日本語訳を検討しあうというのはとても楽しい。今日やったものの中にも「有名どころ」がたくさん。例えば“欲速則不達…

通訳スクール

出張中は欠席していたので、三週間ぶりのスクール。 教材は初見で臨んだ、駐中国大使のスピーチ。中国を離任するにあたって、某大学で日本語科の学生を相手に講演したものだそうだ。大きな段落ごとに音声を聞いて、まずは中国語で大づかみにサマライズ。その…

マイナーだけれど

最近見つけた、「よさげ」なアメリカワインを飲んでみた。 L’Ecole No 41 Chardonnay 2004 アメリカのワインといえばカリフォルニアしか知らなかったが、これはワシントン州のワイン。 ええっ、と驚くほど高級感あふれる香り。ふだん安いワインしか飲みつけ…