インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

予想納品時間

  テレビ字幕の仕事は、ときに時間との戦いになります。クライアントの都合で、超特急納品を仰せつかることもあるからです。
  先日受けた三十分ほどのテレビ番組の場合、素材を受け取ってから納品までが正味一日というタイトなスケジュールでした。すでに一週間前から「この条件でお願いします」とのオファーを受けていたので、徹夜覚悟でスタンバイしていました。と、先方からメール。
  「納品日の、だいたい何時頃にお納めいただけるでしょうか」
  一時間でも早く納めてもらえると助かると。それは分かるのですが、この時点で私はまだ素材の映像を手にしていません。
  いつ素材を手にできるか分からない状態で、納品時間を知らせるのは……無理です。