インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

はじめてのTOEIC

きょうは朝からTOEICのListening & Reading Testを受けてきました。語学の検定試験を受けるのはおそらく十数年ぶりだと思います。それも以前は中検とかHSKとか、中国語の検定試験ばかりを受けていましたから、英語で受けるのはたぶん中学生の頃に受けた英検三級以来じゃないかしら。検定試験会場の雰囲気がとても懐かしかったです。

語学の検定試験はその時点での実力を測るものですから、検定対策と称して直前にあれこれ詰め込んだり、少しでも点数を上げるための攻略法などを弄するのはあまりよろしくないのではないかと個人的には思っています。とはいっても、どんなふうに試験が行われるのさえ知らないのはいくらなんでも無謀なので、TOEIC全パートの入門編を謳っている薄い問題集を一冊やりました。


TOEIC L&Rテスト 書き込みドリル

二時間の試験時間はあっという間でした。リスニングもリーディングも、自信を持って「これが正解かな」とマークシートを塗りつぶしたのは三分の一もなかったかしら。とくに大量の文章を読む部分が難しくて、やはり英語の語彙量が圧倒的に足りないなと思いました。

最後の方は時間切れで回答できませんでしたが、受験のしおりに、誤った問題が減点されるわけではないので、最後の問題までどれかひとつにマークするようお勧めしますというようなことが書かれていたので、いちおう全部マークしておきました。でもこれも「実力を測る」という観点からすれば本末転倒ですかね。

私はふだん腕時計というものを使っておらず、スマートフォンが時計がわりなのですが、TOEICでは腕時計しか持ち込みが許されないので、かつて使っていたものを引っ張り出して持参しました。が、自動巻きのこの腕時計、十分にゼンマイが巻かれていなかったためか、試験途中で止まってしまいました。

シャープペンや消しゴムも普段使っていないので、試験前日に買いました。英語の学習は完全に趣味、というかほとんど「ボケ防止」の私ですが、それでもこんな舐めきった態度はいけませんね。すみません。TOEICは今後も定期的に受けようと思っているので、安い腕時計をひとつ買おうと思います。