インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

ハッセルバックポテトとカチャトーラ

日曜日の朝、出かける前にテレビをつけていたら、リンナイのCMでこんなのをやっていました。


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このCM、ご夫婦と思しきお二人の会話が少々エキセントリックで(失礼)、なんとも気恥ずかしい感覚に襲われます。その意味でCMとしてはあまり成功していないんじゃないかと思ったのですが(またまた失礼)、「シェヘラザード」の音楽とともになぜかその後も心に残ってしまい、夕飯にハッセルバックポテトとカチャトーラを作りました。

ハッセルバックポテトは、ジャガイモにたくさん切れ込みを入れて、オーブンで焼くやつですよね。たしかスウェーデンのどなたかが発明した料理だったはず。調べてみたら、ストックホルムハッセルバッケン・ホテルがルーツでした*1。カチャトーラは何語だろうと思って調べてみたら、イタリア語でした。それぞれ参考にした作り方は、こちらです。

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特にこのカチャトーラのレシピで、「きのこは水分がとても多い食材なので、生のまま煮込みに加えると味がぼやけてしまいます。まずはフライパンでから炒りし、水分を飛ばして味を凝縮させてから料理に加えると、ぐんと全体が奥深い味わいに!」というの、なるほど〜と思いました。他の料理にも応用できそうです。

こうやって印象に残るくらいですから、案外いいCMだったのかもしれません。

*1:ホテルのウェブサイトには“POTATO Á LA HASSELBACKEN In 1953, the famous Hasselback potato was created by Leif Elisson from Värmland who was one of the restaurant’s trainee chefs.”と書かれています。