韓国人の同僚から「サムゲタン(参鶏湯)」用の薬膳材料セットをもらいました。この夏、三年ぶりに帰省した際に、おみやげとして買ってきてくれたのです。私の好みをよく分かってらっしゃる。
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棗や高麗人参みたいなののほかに、いろいろな漢方材料が入っています。中には木の枝をスライスしたようなのも。そうした素材をまとめて入れるためのメッシュの袋もついていました。
同僚によれば、ふつう丸鶏一羽ぶんでつくるサムゲタンの場合、この袋の半分ほどでじゅうぶんだそうなので、それに従って作ってみました。あいにく丸鶏は手に入らなかったので、骨付きの鶏モモ肉や塊のムネ肉など入れ、生姜やニンニクなども足して、とろ火で煮込むこと半日。思ったほど「薬膳薬膳」していなくて、とてもおいしいサムゲタンができました。韓国の方的には、パクチーをどんと乗っけちゃうのは邪道かもしれませんけど。
サムゲタンって、風邪をひいたときなどてきめんに効くので、なんとなく冬の食べ物かと思っていたんですけど、同僚によれば夏バテ防止的に食べるほうがポピュラーであるよし。材料はあと半分残っているので、近いうちにもう一度作ろうと思っています。