勤務先の学校で毎年恒例の文化祭、ようやく終わりました。
生徒が主体になって準備をする行事ですが、そこはそれ、私たち教師も陰になり日向になり支えるわけで……いや、疲れました。
うちの学校の文化祭は各クラスとも中国語の芝居を上演するのが伝統で、私が担任をしているクラスはコメディと「お涙頂戴モノ」の二本立てでした。昨年までの担任は、かつて中国の山村工作隊みたいな“単位”で演劇指導をしていたこともあるとか……という、いわばその道のプロみたいな方でしたから、毎年素晴らしい舞台作りを指導されていました。だもんで、後任の私は多少プレッシャーもあったのですが、まあ無事に終わってよかったです。
日本語を学んでいる中国人留学生は、日本語劇を上演していました。写真はそのポスター。留学生が描いたんだそうです。「いまふう」のアニメちっくなイラストですけど、上手ですよねえ。
ひと昔前までは、日本人学生のほうが得意だったんですよね、こういうタイプの絵は。「日本人はみんな絵が上手いねえ。子供の頃からマンガやアニメに親しんできてるからかな」と中国人講師に言われたものです。いまではもう彼我の差がなくなっていますね。
一方で、グーグルの図像検索あたりを使って、適当にいろいろな絵や写真を組み合わせて「ちょちょい」とポスターを作ってしまう生徒もいます。そういう技術に長けているのも「いまふう」です。