インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

株主(じゃないけど)総会に行ってきました

昨日の日曜日、日比谷公会堂で開かれたライフネット生命保険の株主総会に行ってきました。私は株主じゃなくて単なる保険の一契約者なんですけど、ステークホルダーである契約者にも株主総会の様子を体感してほしいという同社の方針で、抽選に当たれば傍聴ができるんです。で、応募してみたら当選したので、社会勉強のつもりで行ってきました。

まあ空席がかなりあったから、応募すればほとんど当選するのかもしれませんけど、単に保険商品を売っておしまいではなく、会社の方針をより深く理解してほしいというこうした取り組み、素晴らしいことだと思います。契約者以外にマスコミ関係者もいました。日曜日の午後二時から、こういうスタイルで株主総会を行うというのはかなり珍しいことなんだそうです。

社長の出口治明氏が議長を務め、ゆっくりとわかりやすい言葉(関西弁?)で会社の業績や今後の方針を語っていたのが印象的でした。副社長の岩瀬大輔氏も歯切れよく聴き取りやすい言葉と話し方。お二人とも冗語がほとんどなく、曖昧な言葉や非論理的な物言いが全くないのも素晴らしいと思いました。それでいて、決して事務的な冷たい印象はないんですよね。

株主からの質疑応答でも、すべての質問に丁寧に答えるという姿勢がうかがえました。特に議長の出口氏が、質問を受けたらすぐそれをサマライズして「〇〇番の株主の方からは、〜という趣旨のご質問をいただきました」と復唱し、自分で答えるべきは自分で、担当者が答えるべきはその担当者にてきぱきと振り分けているのもスマートだなあと思いました。

最後に議案がすべて株主の拍手によって承認され、総会は終了。あ、私たち契約者は議決権がありませんから、意思表示のための拍手もしませんでしたが。出口社長(議案が承認されて会長兼CEOに)はじめ、役員や社員がロビーで株主やその他の参加者を見送っていましたが、こういうのも他の企業ではあまり見られない,珍しい光景なんでしょうね。