読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

絵を見て話す

  ココネのようにフラッシュを駆使した映像にはとてもおよびませんが、授業ではよくイラストや写真を使っています。眼にしたものをそのまま中国語で言う、という練習です。
  日本人の中国語学習者はとかく文字に頼りがちで、文字さえ見ることができてそれを音読していれば何となく安心、という傾向があるようです。教科書に書かれた単語を読んで発音して、教科書に書かれた文法を学んで例文を読んで発音して、教科書に書かれた本文を読んで発音して……というふうに、なかなか教科書、なかんずくその文字から離れられない・離れない授業も多いようで。
  というわけで、まずは教科書で一通りの内容を理解したら、あとはできるだけ文字を介さず、つまり教科書を見せずに、イメージと中国語の音を直接結びつけて身体化・肉体化することを狙っています。
  例えばこれは「方向補語」の練習です。
  パワーポイントで作ったデータを、JPEGファイル交換形式で保存し、一枚一枚のピクチャにします。これをiPodに取り込んで教室に持参し、教室にある小さなテレビに映し出して使っています。


  このかわいいイラストは、こちらの「イラストわんパグ」さんから。教室内での使用に限定ということでお願いしてみたところ、快諾してくださいました。
  もっともこれ、「方向補語」のように視覚化しやすい内容だから成立するんですよね。複雑な事象や、人間の行動・表情などに表しにくい抽象的な内容だと、ちょっと難しくなります。