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インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

チャンさん家の台湾ベジごはん

チャンさん家の台湾ベジごはん
  当節、中国語にハマっているマンガ家といえば、小田空に小道迷子
  小田空は現在『中国語ジャーナル』に《鼓励同学报》という連載(マンガというよりコラムだが)を持っている。文体や語り口は「〜じゃん」「〜だよね」なのだけれど、行間から漂う独特の雰囲気がいかにも大陸的だ。大陸中国の雰囲気にハマってるんだな〜というのがよく伝わってくる。南昌に留学し、延安で日本語教師をしていたという小田氏だけに、「共産趣味」的と言えるかもしれない。『空くんの手紙』がちょいと懐かしい。
  これと対照的なのが小道迷子だ。氏の新刊『チャンさん家の台湾ベジごはん』は、前作『台湾素食―たいわんすーしー。目からウロコの健康食』でもそうだったが、その脱力しまくったお気楽テイストがいかにも台湾ふう。小道氏は台湾留学で“素食”に出会い、ハマってしまったそうだ。この二作に共通して登場する指南役の「チャンさん」といい、『たいわんすーしー。』に登場する「チャンさんのお父さん」といい、『台湾ベジごはん』に登場する作者の分身(?)らしき猫といい、絵柄もいい意味で脱力しまくってる。
  今日は帰ったら、この本に載っていた「滷味」を作るつもり。