インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

お幸せに。

yanhui.jpg友人の結婚披露宴に招かれたので参加。台湾ではよく自宅前の道路を占拠してテントを張り、とてもアットホームな結婚披露宴をやっている。が、彼の家は田舎で場所に余裕があるので、村のお廟前広場にずらっとテーブルを並べて夜空の下、大宴会(写真では暗くてよく分からないけど、背景にでっかいお廟がある)。ほとんど村中の人が集まっているんじゃないかというくらいの大規模な宴会。三百人はいたと思う。
こういうときには専門の業者が料理の仕出し*1から、テーブルや椅子やその他のいっさいがっさい、さらにはトラックの荷台を改造した舞台に司会の藝人まで準備して盛り上げる。ぎんぎらの舞台を前に、かつての「鋼管ショー」の恐怖(id:QianChong:20040528)がよみがえり、一瞬たじろぐが、今回は服をはぎ取られなかった。そりゃそうだ、今日は結婚披露宴だもの。子供だって多数参加しているんだもの。それでも司会のおねいさんは時々意味もなくかなりきわどい姿に「お色直し」されていたが。花嫁より目立ってどうする。
宴たけなわで新郎の叔父さん*2から「お前、舞台に上がって歌え!」となかば羽交い締めで引きずられるように連れていかれ、舞台裏ではなんの相談もなくすでにカラオケのナンバーが押されており、任賢齊リッチー・レン)の『對面的女孩看過來』をムリヤリ歌わされる。なぜ結婚披露宴でモテない男の独り言をテーマにした歌を歌わにゃならんのかよくわからないが。歌い終わるとお決まりのビール一気飲みを強要、いや献上される。しかも連続三杯。おめでたい席で、目の前の円卓には新郎新婦がニコニコしている以上無粋な真似もできず、いいなりに。
ふらふらになって席に戻ったら、一緒に参加していた同僚に「まるでヤクザに絡まれている大学生みたいでしたよ」と言われる。そう? 大学生みたいに若く見える?……って、喜んでる場合じゃな〜い!
宴席で出された料理はどれも美味だった。それにこの海老の大きさ! 傍らに置かれたタバコの箱と比較してもらいたい。これだけの海老を三百人分も用意するのはかなり大変だと思う。かなり力の入った宴会で楽しかった……けど、今日は二日酔い。

*1:コックを連れてきてその場で作る。

*2:この村の顔役。こわもて。