インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

MAUがうざい

職場の月例会議がありまして、その際に会議担当者から職場におけるパワハラやセクハラについての対応指針が上層部から示されたのでご参照くださいとの連絡がありました。それでクラウドサーバに置いてあるそのWord書類を開こうとしたら、“Microsoft AutoUpdate”の通知が画面に現れて、それから延々インストール作業が続き、いっこうに終了しません。またこれですか。

私はつねづね、Microsoftや同社のアプリケーション、つまりOffice(WordやExcelPowerpointや……)が世界のパソコンの標準になってしまったのは人類の一大不幸だった、と申し上げているのですが、あらためてそれを感じました。こんなに“user-UNfriendly”な製品やそれにまつわるサービス(今回のMicrosoft AutoUpdateのような)がなぜ何十年にもわたって存在し続けているのかと。

今回私は職場から支給されているMacBookでこの状況に遭遇しました。Macなんですけど、これまた職場からの指定でOffice for Macが入っているのです。私自身は職場で指定されている文書以外は極力Officeを使わない、というか使いたくないので「依存度」をどんどん下げてきました。学生さんも最近はOfficeを使わない方が多く、授業の発表でプレゼンテーションを行うときのスライド資料も、AdobeのPDFやCanvaを使ってくる場合が多いです。

職場のWi-Fi環境にも依ってはいるのでしょうけど、今回の“Microsoft AutoUpdate”はおよそ10分くらい待って、しかも開こうとしたファイルは開かれずに終わりました。なんなんだ。というわけで、「Microsoft AutoUpdate うざい」というキーワードで検索してこちらの記事を見つけ、MAUフォルダごと削除しました。ご教示ありがとうございます。

truenote.jp

こちらの記事では、最後をこう結ばれています。

せめて該当アプリを起動したときに通知が出るくらいなら我慢できるんですけどね。もっとユーザーのこと考えて欲しいですよね。

まったくもって同感です。