澎湖諸島をバイクでくまなく走っていると、時々見かけるこの石造りの円錐。様々な魔除けのために立てられている「石敢當」というものだそうです。この写真の「石敢當」はかなり大きくて二〜三階建ての家ほどもありますが、もっと小規模のものもいくつか見かけました。
“石敢當”は中国語独特の表現かと思ったら、なんと日本の鹿児島県や沖縄県などにも「石敢當(いしがんどう、いしがんとう、せっかんとう)」という名の魔除けがあるのだそうです。もちろん中国から伝わってきたものでしょうけど。へええ、初めて知りました。
「外垵漁港」を見下ろす高台にも、三つ並んだ「石敢當」がありました。
前にも書きましたが、元宵節のときにここから見下ろす漁港はとても幻想的な風景になるそうです。ぜひそのタイミングを狙って再訪したいと思います。