富士山を間近に望む街にやってきた。海抜が高いせいか、雨が降っているせいかとても涼しくて、高原特有の空気がおいしい。
例によって仕事中はタバコの煙がむんむんだし、日中双方とも通訳の訳出を待っちゃくれないしでストレスがたまるが、夜の歓迎宴会はお役ご免でラッキー。宴会につき合うとその分通訳料金も割増になるから、クライアントが社内の通訳者で済ませるからだ。
知らない街だし、適当にその辺の居酒屋に入って夕飯。あんまり期待しないで入ったのだが、鰻の白焼きが驚くほど安い上に素晴らしくおいしくて感動する。添えられたわさびが、これまたフルーツのように甘く香り高くてびっくり。いやあ、今日は大当たり。この店の名前を冠したサラダも、セロリとアスパラといかの薫製を塩味のドレッシングで和えてあるだけだが、ことのほかおいしかった。上にうっすらと振られたパプリカを見るに、むむう、主人はただ者ではないな*1。
夕飯が大当たりだと、明日の仕事も頑張ろうという気になる（おいおい）。
