台湾の大学院で通訳を学んでいる学生さんが日本で特別授業を受けるのにおつき合いして、二日間だけおじゃましてきた。教材を段落ごとにお互いで読み上げて逐次通訳をしたり、先生が教材を読み上げる(考えてみたらすごく贅沢だ)のを聞きながら同時通訳したり。
所見の教材で、訳出もところどころボロボロになったりしたのだけれど、とにかく楽しい。家で一人鬱々と練習している時との、この差はどうだろう。やはり私は通訳スクールのようなところで、仲間と一緒に訓練するほうがいい。要するに、聞いてくれる人がいないと燃えない・自分に厳しくなれない(追いつめられない)ということなのだろうけど。子供の頃から通信教育なんて続いたためしがない(赤ペン先生とか)し、他力本願なんだな。
大奥
- 作者: よしながふみ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2005/09/29
- メディア: コミック
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今ちょっと「一人よしながふみ祭り」状態。くっしーさんもオススメの昨日買ってきたこの作品にはのけぞった。帯には「SF大河ロマン」とあるのに「大奥」。そのココロは男女を逆転させて将軍が女、大奥にあふれるのは美男という設定にあるのだが、いや、よくまあこんな設定を考えたものだ。
まだ第一巻しか出ていないが、ここまででも読みごたえがある。帯の惹句によると、一巻はほんの序章なんだそうだ。早く続きが読みたい。
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印象に残ったのをメモ。
Assemblage Blanc 2004
スーパー・成城石井のテーブルワインとして企画されたそう。五種類の葡萄のブレンド・白。1390円とお買い得価格。
Lemaire Fournier Vouvray sec 2004
ルメール・フルニエ氏のビオワインシリーズ。みんなおいしくて私は好きだけど、人によっては「なんだこれ?」「物足りない」と思うかもしれない。
Clos du Tue-Bœuf Cheverny Rouillon 2004
Vinumentis (Yann Rohel) Red Pif
Meroi Sauvignon 2001
Le Raisin et L'ange Fable 2004
Barbera D'asti Ca' Di Pian 2003
デューラーの犀の銅版画がラベルに入ったラ・スピネッタ社のシリーズ。バルバレスコなどは高くてとても手が出ないけど、こちらのバルベーラ種を使った「カ・ディ・ピアン」ならなんとか。瓶がずっしり重くて高級感があるのも好き。