インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

まだ北九州

  昨日今日と会議通訳。久しぶりの同時通訳、しかも二人体制だったのでかなり疲れた。今回は準備がなかなかはかどらず、始まる前はかなり緊張していたが、始まってみると、まあまあ、なんとか。韓国語や英語からのリレーも、いずれも落ち着いた訳出をされる韓国語・英語通訳者のおかげで、まあまあまあ、なんとか。

  パートナーを組んだもう一人の通訳者から、準備方法のノウハウをいろいろと教わって非常に勉強になった。ブース内でのサポートの方法もとても参考になった。仕事だから、本当は「勉強になった」などと言っていてはいけないのだが。
  日本語→中国語方向の通訳が、中国語→日本語に比べて楽に感じる。日→中のほうが聴き取りに不安がほとんどないせいだろうか。私の母語は日本語なのだから、日本語へ訳出する方が楽なはずなのにねえ。欧米の通訳者は基本的に母語方向にしか訳さないというではないか。
  今回は香港と台湾の発言者がいたのだが、香港のお一人は北京語の訛りがかなりきつく、一方台湾のお一人は話す速度がかなり速く、いずれも苦労した。で、二日目の今日は会議スタート直前に発言者をつかまえてむりやりブリーフィングをお願いし、加えてもう少しゆっくり話してくれるようお願いし、これで少し余裕を持って訳せるようになった。すみません、注文が多くて。