インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

ダ・ヴィンチ・コード

ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)

ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)


  言わずと知れたベストセラー。単行本を何となく買いそびれていたので、こうなったら文庫化されるまで待とうとセコい方針を決めこんでいた。
  キリストの聖杯伝説をめぐって息もつかせぬ展開。予想通りおもしろくて一気に読み終えてしまったが、読後感は……ううむ、あまりスッキリしない。頭の中に絵や光景が思い浮かばないとちょっとわかりにくい部分があるので、口絵に地図や主な舞台のカラー写真が載っているのは親切だと思った。
  でもこの分量で上中下の三分冊にしたのはなぜだろう。やはり文庫でもベストセラー間違いなしだから、文字の分量あたりの単価を上げて、スケールメリットでどぉんと儲けようということかな。