インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

Blue Man

ブルーマンオフ・ブロードウェイで最も有名なパフォーマンスといえばこの「ブルーマン」だそうで、確か昔インテルのコマーシャルに出てたのがこの人たち(実際にはかなり大勢のパフォーマーが交代でやっているそうだが)じゃなかったか。とことんナンセンスな無言のパフォーマンス。だがプラスチックの配管を使った楽器や、蛍光色の絵の具が爆発するように飛び跳ねるドラムを使って、ものすごくにぎやか。
リアルタイムで舞台裏を写すビデオカメラの映像や、影絵芝居的なスクリーンを使ったりして、次から次にいろんなアイデアで客席をわかせる。かなりビジュアル面からパフォーマンスを発想しているのがわかる。
客席をいじくって笑いを取るパターンが多く、絵の具やゼリーやワケのわからないどろどろしたものが次々に飛んでくるので、客席の前から五列目まではポンチョが支給されていた。「そこまでやるか?」的な介入も多く、私は買ったばかりのコートを汚されないようブルーマンとは極力目を合わせないようにしていた(笑)。後ろの席に座ったので「被害」はなかったが、このパフォーマンスは前列に座った方が楽しめることは確か。特に舞台の上の方は後ろからでは見えないような構造になっているのでなおさら。つなぎの作業着でも着ていくべきか。