インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

セカンドオピニオンって大切だ

左足先の炎症がいっこうに治まらず、むしろ悪化しているようにも思え、なおかつ痛みで夜も安眠できないくらいになってきたので、先日の皮膚科とは別の皮膚科に行って、セカンドオピニオンを求めてみました。

結論から言うと大正解でした。医師によってこんなに違うのかと驚くくらいです。最初の医師はちらっと見ただけで「水虫薬にかぶれたんでしょうね」と診断され、塗り薬を処方されておしまいだったのですが、今回は全く違っていました。

まず炎症部分の写真を何枚も撮り、症状から可能性のある既往症をあれこれ尋ねられたり、水虫などがうつる場所としてジムや銭湯みたい裸足で歩く可能性のある場所に行ったか聞かれたり、念のために表皮を取って顕微鏡で確かめたり、採血をしたり。そのうえで塗り薬だけでなく炎症や痛みに対応する内服薬も処方してくれました。

さらに、まず目下の生活の質を下げている苦痛を取り除くための治療を先行させ、クリティカルでない症状についてはその後に時間をかけて治療していきましょうといったような、先を見据えた治療計画も立ててくれました。

もちろん、とかく大量に薬を処方したり、やたら治療期間を長く取る(小出しに治療する?)医師も世の中にはいて、それはそれで医療費の増大を招くなど問題ではあります。でもこちらの苦痛の訴えにきちんと耳を傾けてくれて、その上で治療の方針を示してくれるというのは本当にありがたかったです。

最初に訪れた皮膚科は、ネットの口コミではまあまあ星の数が多かったんですけど、やっぱりああいうのは当てにならないですね。食べログやアマゾンなどでも経験済みだったのに、本当に私が愚かでした。


https://www.irasutoya.com/2018/11/blog-post_931.html