インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

義父と暮らせば11:詰まりました

のっけから尾籠な話題で申し訳ありませんが、日曜日にうちのトイレが詰まりました。というか溢れました。お義父さんが「おおきいほう」で使ってて、何をどうしたんだかは未だに不明ですが、とにかくたいへんなことに。私は二階で仕事をしていたんですが、階…

成長から成熟へ

中国人とお仕事で一緒になると、ときどき“不成熟”というお叱りを頂戴することがあります。いえ、お叱りと言っても本当に怒っているわけではなく、なかば諧謔とユーモアと老婆心を込めて「成熟してないね」とおっしゃってくれるのです。私は昔から実年齢に比…

親の家を片づける

先日新聞を読んでいたら「親家方(おやかた)」という初耳の言葉が載っていました。「親の家を片づける」で略して「おやかた」。う〜ん、正直あまり秀逸なネーミングじゃないなと思いつつも、この言葉を冠した書籍が出ていることを知り、Amazonに行ってみて…

義父と暮らせば10:人はそれまで生きてきたように老いていく

やや旧聞に属するんですが、『朝日新聞』のサイトに「好々爺、いずこ」という興味深い記事が載っていました。中でも興味深かったのは、臨床心理士である信田さよこ氏のお話。 高齢男性からの相談は増えていますし、さらに増えると思います。多いのは、妻が出…

炭水化物が人類を滅ぼす

実に刺激的な一冊でした。最初の100ページくらいは「糖質制限」のお話でダイエット本みたいな雰囲気ですが、その後そもそも食とは何か、家畜とは何か、草食動物と肉食動物との違いから、生命の進化、農耕の起源……と壮大な人類史を俯瞰する様相を呈してきます…

義父と暮らせば9:せっせと雪かき

関東地方は記録的な大雪になりました。雪国の方からすれば笑っちゃうくらいのレベルでしょうけど、もとよりこれほどの降雪を想定していない街の作りになってますから、あちこち大変なことになってます。うちのまわりにはJRに加えて私鉄が二路線走っていて、…

「母語なんてちょろい」のか

先日のエントリで、「語学なんて『ちょろい』でしょ」という信憑について書きましたが、Twitterでは台湾の方からこんなリプライをいただきました。@QianChong 本当に不思議です。 日本の殆どの方が英語を学ぶのに苦労してきたり、外国語はなかなかマスター出…

義父と暮らせば8:家族のためでもある介護サービス

この間、ふと鏡に映った自分の姿を見て、軽いショックを受けました。「疲れてるなあ、何だか老けたんじゃないかなあ」って。聞けば細君も「あたしも同じ事を考えてた」と言ってました。さらに聞けば細君のとある友人は、かつてはブランドのバッグなど下げた…

通訳は「ちょろい」職業か

春節休暇(今年の春節は1月31日)のためか、都心に出ると観光客とおぼしきチャイニーズのみなさんを多く見かけます。日本の洗練されたところも、そうでないところも見て行ってほしいですね。本来の姿をありのままに体験してもらうだけで十分「おもてなし」に…