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インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

パリ最終日


  ホテルをチェックアウトした後、フロントで「トランクを午後まで預かってくださいね」と頼んで、凱旋門近くの市立近代美術館へ行きました。ここはデュフィの一大コレクションで有名なのです。特に縦10メートル、横60メートルの大作『電気の妖精』はとても見応えがありました。作品の展示も年代別・モチーフ別に整理されていて、晩年の『電気の妖精』に至るデュフィの歩みがよく分かるようになっています。晩年のデュフィは、現代の感覚に照らしてもちっとも古びた感じがしません。一枚家に飾っておきたくなるような作品ばかりです。
  美術館巡りはここでおしまい。ホテルでトランクをピックアップして、空港に向かいました。
  今回の「巴黎行」は、行き当たりばったりだった割には特に何のトラブルもなく、心から休日を堪能できました。イタリアもそうでしたが、観光立国の歴史が長い国というのは楽ですねえ。それに英語も、英語圏ほど正確さをシビアに問われないので、かえってもろもろの要求が通じたりします。
  ワインはあまりたいそうなものを飲みませんでしたが、ま、これは人数が多くないと予算的になかなか……。
  にわか覚えのフランス語も、買い物やカフェでの注文程度ですがけっこう通じました。これを機に勉強して、次回来る時はレンタカーで田舎のワイン産地巡りをしたいと思います。
  インターネット環境も、おおむね充実していました。今回の旅行は買ったばかりのミニノート「HP Mini」を持って行ったのですが、ホテルはいずれもフロントでもらえるログイン名とパスワードだけで簡単にWi-Fi接続できました。速度は多少遅いこともありましたが、こうして旅行記をアップしたり、仕事のメール(あぁ……)をチェックしたりできました。携帯電話も日本から持って行ったのが普通に使えましたし、かなり便利になりました。