インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

シリアル復活

  歯列矯正をしている間、食べられなかったものがいくつかある。
  ブラケットを止めるゴムに色がつくからという理由で、カレーやキムチを食べない人は多い。私もほぼ二年間口にしなかった。まるで女子高生のような行動原則だ。そのくせ赤ワインは飲んでいたから食材の封印にあまり大した意味はない。一種の被虐趣味みたいなものだ。
  せんべい類も食べなかった。これは医者から注意されていて、かたいものをかじるとブラケットが壊れるのだそうだ。同じ理由で氷やキャンディみたいなものをガリガリかじるのも御法度。
  せんべいやキャンディは特に苦でもなかったが、クランチ状のシリアルを食べられないのは辛かった。シリアルくらいなら食べられそうなものだが、歯が痛かったのとブラケットの掃除が大変なのとで、何となく敬遠していたのだ。
  子供の頃からシリアルが大好きだった。子供の頃はケロッグかシスコーンしかなかったけれど、長じてからは甘くないシリアルというかミューズリーというか(いまだに二つの違いがよく分かっていないが)、人から「鳥のえさみたい」と言われるようなアレが大好きになった。コーンフレークはミルクをかけると柔らかくなってしまうが、そうならないクランチ状のシリアルがおいしいと思う。以前、朝食はほとんどアレだった。
  で、矯正が終了してめでたくブラケットが取れたので、またアレをどんと買い込んできた。復帰第一弾はコレ。
http://www.dorsetcereals.co.uk/index.php
  矯正中に食べられなかったものとしては他にチューインガムがあるが、こちらはあまり復帰する気がない。