インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

通訳スクール

  都内あちこちのスクールを渡り歩いて流浪の民と化していた私だが、結局昔通っていたスクールに復学。今度は破門(笑)にならないよう気をつけよう。
  このスクールは、この春から新しい教室に衣替え。生徒一人一人にパソコンとモニター画面がつき、音声も映像も文章も全てそこから配信され、さらにUSBドライブに資料や音声をダウンロードして持ち帰ることができる……と一足飛びに進化した。かねがねテープで音声資料をもらっても困るなあと思っていたので、これは素晴らしいと思う。大学などは別として、通訳スクールでここまで進化した教室を持ったところはまだ他にないんじゃないか。
  今日の教材は政治家の記者会見。スピードは非常にゆっくりだが、ところどころ小難しい……と言っては語弊があるな、格調高い表現があるので油断がならない。“中國有一句古話……”などというフレーズが出てくると、思わず身構えてしまう。しばらく逐次で練習した後、一斉に同時。課題としては滑舌の悪さと助詞を不必要に伸ばす癖。
  今回のクラスは少人数で、しかもほとんどが以前からおつき合いのある通訳者仲間の皆さんなので、すごく張り合いがあるし訓練にも緊張感がある。お一人だけ初対面の方がいたが、お話ししているうちに共通の知人がいると判明。いつもながら狭い業界だなと思う。