インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

最近は資料の翻訳ばかりやっていたが、今日は珍しく会議が立て込んでいた。現場のサブコン(下請け業者)全体を集めた工事日程の調整会議と、あるシステムの設置に関する説明会議、いずれも逐次通訳。
今日の朝礼で訓辞をした日本人職員は、いつもインターネットで拾ったニュースをネタに話をされる方。今日は敬老の日の話から日本人の平均寿命のことに触れ、それから織田信長・豊臣秀吉徳川家康の話になった。
ここまでは何とかついて行けたが、最後に織田信長がらみで平敦盛の和歌「人生五十年/下天のうちに比ぶれば/夢幻のごとくなり……」まで飛び出し、「あわわわわ〜ん」と慌てる。一応説明したが、かなりの意訳で無理があった。何人かの日本人職員が、私のほうをニヤニヤしながら見ていた。
反省としてインターネットでこの和歌を検索したら、すぐに北京語の訳がいくつか見つかった。海外の日本史研究者にとって、織田信長や桶狭間の戦いというのはポピュラーなものらしい。

人生五十年,與天地長久相較,如夢又似幻,一度得生者,豈有不滅者乎?

まあこんなのいきなり“國語”で言われたって、台湾のみなさんも「はぁ?」という反応だと思うけど。