インタプリタかなくぎ流

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しまじまの旅 たびたびの旅 112 ……金沢おでん

福岡からプロペラ機で石川県の小松空港へ。生まれてはじめて金沢にやってきました。まったく土地勘がないのでどこに行ったらいいのかもよくわかりませんが、とりあえずその名前だけは知っていた「金沢おでん」を食べに行きました。泊まるホテル近くの赤玉本店。予約の電話をするも一杯でしたが、一階のカウンターは先着順ということで、夕刻早めの時間にお店に行ってみました。

入り口でタッチパネルから予約待ちの申込みをするスタイル。順番が来たらショートメールなどでお知らせしてくれます。最初60分待ちとの表示が出ましたが、結局30分ほどでお店に入ることができました。

金沢おでんははじめて食べましたが、と〜っても薄味でほんとうにおいしかったです。おまかせで二人前を見つくろってもらいましたが、けっこうな量があります。他にもいろいろおいしそうな料理があるので、お二人なら一人前だけ頼んで、あとは単品のおでんを追加していったほうがいいかもしれません。



「あと「どて焼き」という牛スジの煮込みがあるのですが、これがまた薄味で実においしかった。金沢は全体的に薄味の文化なのかしら。東京でたまに外食をするも、ことごとくその塩味の強さと味の濃さに閉口している私としては、地元の方がうらやましいです。他にも加賀野菜の金時草*1のおひたしや、白海老の唐揚げなども美味でした。



こちらは観光客にも人気で、テレビ番組などでも紹介されるようなお店だそうですが、そういうたぐいのお店にありがちながっかり感はまったくありませんでした。真冬のカニがおいしい季節だったら、おそらくカニのおでんもあるんでしょうね。またそんな時期に訪れてみたいです。

*1:きんじそう。私は「きんときそう」と読んでお店の方に笑われました。