インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

新宿にウグイスが

東京は桜がほぼ満開になりました。なのに朝から雨が降っています。明日以降も天気はぐずつく様子。もう少し晴れの日が続いてほしかったですけど、こればかりは仕方がありません。

新学期が始まる直前のこの時期に有給休暇を消化する方が多いので、今日は職場に誰も来ていません。私は例によって激狭の自宅にいても落ち着かないし、早朝にはジムにも行きたいしで都心まで出てきて、ひとりで教材づくりをしています。でもいいのです。誰もいないと静かなことこの上なくて、仕事もはかどります。

この職場は新宿駅にほど近い渋谷区内にあるのですが、目の前には広大な廃墟(旧国家公務員宿舎だった千駄谷住宅)があるためか比較的静かです。私は毎日その廃墟を眺めながら仕事をしています。今日は人がいないせいかとりわけ静けさが際立ちます。

……すると、ウグイスのさえずる声が聞こえました。思わずスマートフォンのボイスメモで録音したのがこれです(風景は新宿の甲州街道沿いで撮りました)。春ですねえ。

youtu.be

フィンランド語でウグイス(ナイチンゲール。厳密にはウグイスとナイチンゲールは違う種類らしいのですが)は何というのかなと辞書を引いてみたら“satakieli”でした。“sata(100)”+“kieli(舌・言語)”。そのさえずる声が美しくてバリエーションが豊富だからこういう名前になったのかしら。


https://www.irasutoya.com/2015/02/blog-post_92.html