インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

強化月間の8月

酷暑の8月になりました。職場は人が少なくて「がらん」としています。学校現場はこの時期おおむね夏休みに入っているからです。うちの場合は学生が外国人留学生で、多くの人が母国へ帰省しています。コロナ禍に突入してから数年帰省していなかった(できなかった)という人が多く、夏休みに入る直前はみなさんかなりそわそわ・わくわくしていました。そりゃそうですよね。

同僚も外国籍の人や家族が外国籍という人も多く、みなさん今年は帰省する予定だと言っていました。私も久しぶりに台湾やフィンランドを旅行したかったけれど、感染状況を見極めながらぐずぐずしていたら、あっという間に夏がやってきて、直近の航空料金は当然のようにとんでもない金額になってしまいました。今年はあきらめて、ずっとこの酷暑の東京にいる予定です。

それで、8月は個人的な「筋トレ強化月間」にしました。ふだん出勤前にジムへ行っていて、①胸→②背中と腕→③肩と下半身にそれぞれ有酸素運動をプラス……というローテーションにしているところを、トレーナーさんに指導してもらって、新しいローテーションに組み替えました。

これはいろいろな方がおっしゃっていますが、メニューを組むときはかならずプロのトレーナーさんの指導を仰ぐべきです。私はずっと以前、誰にも聞かずに自己流で筋トレに取り組んでいた時期がありましたが、ほんとうにもう、驚くほど効果がありませんでした。

それに、トレーニングのメニューには実にさまざまなものがあり、しかもほとんどが長ったらしいカタカナの名前がついているので覚えきれません。例えば上腕三頭筋関連のメニューだけでも……

腕立て伏せ
テイトプレス
フレンチプレス
トライセプスプレス
ナローベンチプレス

……と、腕立て伏せ以外は何だかよく分かりません(実際にはもっともっとたくさんあります)。

もちろんネットや雑誌や書籍にはそれらのやり方がこと細かく紹介されていますけど、個人的にはそれらを見て実際に「きちんと」トレーニングするのはほぼ不可能だと思っています。そして「きちんと」トレーニングしなければ、ほぼ効果は期待できないのが現実です。誰でも簡単にできそうな腕立て伏せだって、実は「きちんと」したやり方とそうでないやり方があります。

「きちんと」というのは、正しいフォームで、いまどこを鍛えているのかを明確に意識しながら行い、なおかつ個々人の体力や能力に合わせて負荷や回数やセット数を決める必要があるということです。これは少なくとも最初だけでもプロのトレーナーに指導を仰がなければまず分かりません。ジムには鏡などがあって、自分のフォームをある程度確認することはできますが、自分では見えないところもたくさんあり、それもやはりプロのトレーナーさんに見てもらうしかありません。

一度でもトレーナーさんと一緒にその運動をすれば、その時に細かくフォームを直され、かつどこを意識するべきか教えてくれます(もし教えてくれないトレーナーさんだったら、すぐにほかの方と代わってもらうべきです)。そうして、正しいフォームと意識の向け方を自分の身体の感覚として覚えてから「自主トレ」するというのがきわめて大切なのですね。


https://www.irasutoya.com/2018/12/blog-post_60.html

というわけで、とりあえず①胸+上腕三頭筋→②背中+上腕二頭筋→③肩と下半身にそれぞれ有酸素運動をプラス……というローテーションを組み、それぞれのメニューも細かく指導してもらいました。これを8月はみっちりやるのです。ふだんは出勤前なので時間も短く慌ただしいですが、夏休み期間中は多少出勤時間も調整できるので、落ちついて取り組めそうです。

夏をこれだけストイックに過ごすなんて、たぶんこれまで一度もなかったと思います。ブログでこうやって書いちゃった以上、やらねばなりますまい。夏の終わりにどんな結果が出ているか、とても楽しみです。