インタプリタかなくぎ流

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かわいい響きの“söpö”

先日ファミリーマートで“söpö”というコスメブランドのマスカラやマニキュアを見かけました。“söpö”はフィンランド語で「かわいい」という意味で、たぶんそこから名づけたんだと思いますけど、たぶんほとんどの人は知らないですよね。でもこの単語「ソポ」は私たちにもなんとなく「かわいい」響きに感じられます。おもしろいですね。

“söpö”はウムラウトのついたOがあるので、カタカナでは正確に表記しにくいです。あえて書けば「ソェポェ」という感じかしら。このコスメブランドのウェブサイトに行ってみたら、ウムラウトのつかない「sopo(ソポ)」と表記されていたので、あまりこだわりがないというか、かわいい音の響きで選んだネーミングなんでしょうね、やっぱり。

ちなみにこのコスメブランドを展開されている会社は「NOIN(ノイン)」というそうです。これもフィンランド語で「だいたい」とか「おおよそ」とか「約」という意味です。“söpö”でも“sopo”でも「だいたい」のところでいいか〜ってノリかしら、と顔がほころびました。社長さんがフィンランド好きなのかもしれないですね。