インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

ベンチプレス80kg

きのうジムのパーソナルトレーニングで、はじめてベンチプレス80kgを挙げることができました。過去のブログを確かめてみると、75kg挙げられるようになったのが昨年の8月、77.5kgが昨年の11月。そして今回は80kg。こうしてみると2.5kgぶん数字をアップさせるのに約3ヶ月かかっていることになります。

1年で10kgということは、あと2年で100kgに達するということですか。そんなにうまくは行かないと思いますけど、還暦までには100kgを達成したいですねえ。傍から見れば「しょーもない」目標だと思いますけど、けっこう楽しいというか、暮らしに活力みたいなものをもたらしてくれているような気がします。

トレーナーさんはプロなので、こういうところでこちらのモチベーションを高めるのがお得意です。このあいだは「ベンチプレス100kgを挙げられるのは、全トレーニング人口の1%以下なんだそうですよ」と言われました。もとよりトレーニングは他人と競うものではなく「自分との対話」ですけど、体力が衰えるなどしていろいろなことができなくなっていく中高年としては、逆に何かがどんどんできるようになっていく、数字が上がっていくというのはなかなか貴重な体験です。

そしてまた、その数字を上げるための要素が単に筋力だけではないというのがまたまたベンチプレスの奥深いところで。もちろんある程度の重量を挙げるためにはそれ相応の筋力も必要ですが、それ以外にも本当に微妙な身体の使い方のあれこれが関与しているんですね。ベンチプレスは主に胸の筋肉を鍛えるためのものではありますが、全身の使い方を適切に連動させることがかなり重要で。

そうしたことについて指導を受けながら、自分でも考え、実際にやってみて、身体の使い方が変わることで宿痾である腰痛が解消していく。ウェイトの数字はその余禄、みたいな感じでいつも取り組んでいます。だから数字が上がるスピードがこんなに遅いわけですが、それでいいのです。これからも楽しんで続けていこうと思っています。

筋トレ、楽しいですよ。みなさん一緒にやりましょう。

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https://www.irasutoya.com/2018/10/blog-post_87.html