インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

小さな逃避の必要

新型コロナウイルスの感染者数が急増しています。これだけ毎日感染者数の増加がさまざまなメディアで伝えられ続けていると、気持ちの上でも苦しくなってきます。

私の周辺でも、本人は感染していないものの家族が感染したために「濃厚接触者」として職場に来られなくなった同僚や、同じく感染はしていないものの体調を崩す学生が続出して、授業のカリキュラムにも徐々に影響が出はじめています。

先日はうちの職場が東京都のモニタリング検査対象になったので、任意でPCR検査を受けられることになり、私も申し込もうとしたのですが、ふと「ここでへたに陽性判定が出たら、このあとのスケジュールにこれこれの不都合が……」などと本末転倒なことを考えてしまいました。

オミクロン株の感染状況が先行している諸外国の例を見る限り、日本でもあと数週間のうちには状況が変わるのではないかと希望的観測を持っていますが、まだまだ当面は気が抜けない日々が続きそうです。

時差出勤や在宅勤務や遠隔授業などを併用しながら、もう少し我慢の日々が続きそうです。気持ちの上でしんどくなってくると、パソコンの写真アプリに入っている台湾の離島の写真など開いて息抜きをしています。感染を心配することなく、うっとうしいマスクも不要で、こんな気持ちのいい風景の場所に行けていた頃があったんだなと。

たまにはこういう小さな逃避も必要ですね。

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