インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

クエラピス

今年の春節は2月1日。留学生の通訳クラスにいるインドネシア人留学生から、かの地の春節によく食べられているという「クエラピス(kueh lapis)」というお菓子の話を聞きました。「クエ」はお菓子、「ラピス」は層という意味だそうです。

www.google.com

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https://kueppersbusch-com.dsinet.de/index.php?id=120231

一見バウムクーヘンみたいな感じに見えます。作り方を聞くと、タマゴを大量に使い、薄く広げた生地を焼きながら何度も重ねるんだそうで、それもバウムクーヘンを彷彿とさせますが、それはそれしか知らない私の貧弱な想像力のなせる技でありまして、くだんの留学生によると、もっとしっとりしていてそれはそれはおいしいお菓子だそう。

現地では市販品も多々あるものの、やはり家庭で作られたものが一番で、さらには各家庭それぞれの味があり、年始回りなどしてほかのご家庭のクエラピスをいただくのが何よりの楽しみなんだって。また最近は、上掲のGoogle画像検索でも分かるように、色とりどりのものや、デザインを凝ったものに加えて様々なテイストが次々に開発されているよし。これはぜひ食べてみたいです。

日本でも売られていないのかなと検索してみたら、こんなサイトが見つかりました。

kuehlapis.jp

日本風にアレンジされたもののようではありますが、実においしそうです。いやこれ、近いうちに日本でもブームになるんじゃないかという予感が。きっと来年あたり、新宿のお伊勢丹さんあたりにお店ができるんじゃないかと「予言」しておきたいと思います。なに言ってんの、もうとっくに売られてますよという情報がありましたら、ぜひご教示ください。