横浜能楽堂に喜多流のデジタル若者能を見に来たので、その前にいわゆる「町中華」でお昼ごはんを食べました。JR石川町駅から歩いて10分ほどの奇珍というお店です。ネットの情報では行列するほど混んでいるとのことでしたが、行ってみたら空いていてすぐに食べられました。
トレーニングの後に向かったのでチャーシューワンタンメンなど頼んでしまいましたが、さらにシュウマイも一皿頼んじゃいました。後から考えればワンタンとシュウマイで完全にかぶってましたけど。お味はごく普通の中華屋さんの醤油ラーメンですが、お店の雰囲気と相まって、なかなかよいランチでした。
石川町の駅で降りたのはたぶん15年ぶりぐらいだと思います。初めて講師という仕事をしたのが実は横浜日中友好協会の中国語講座で、その教室が石川町にあり、毎週通っていました。もうその教室がどこにあったのかも覚えていませんが。
私は生まれたのが横浜市なのですが、物心つく前に引っ越してしまったので私自身に横浜の記憶は一切ありません。その後もくだんの中国語講座で仕事をしましたし、現在通っているフィンランド語の教室も横浜です(いまはオンラインですが)。台湾に長期派遣で行っていた会社も横浜の会社でした。何かと横浜にご縁があるのですが、目的の場所以外に行ったことはほとんどなく、土地勘というものがまったくありません。私にとってはなぜか近くて遠い街なのです。