基本的に書き言葉にしか現れない(文章を音読している時などを除いて)「具格」「共格」と学んできて、新たに「欠格」を学びました。これで15種類(単複合わせて30種類)の格がすべて出てきたことになります。
欠格はその名の通り「~なしで」を表す格ですが、これまでに学んだ“ilman + 分格”でも同じ意味を表せるため、ほとんど使われることはないそうです。格語尾は“tta / ttä”で、これを語幹につけて作ります。
raha(お金):rahatta(お金なしに)= ilman rahaa
lupa(許可):luvatta(許可なしに)= ilman lupaa
osoite(住所):osoitteetta(住所なしに)= ilman osoitetta
Tulin keskustaan ilman sateenvarjotta.