インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

毎日ほぼ同じ格好をしている

毎日暑いです。10月も中旬に差し掛かろうというのに、なぜこんなに暑いのでしょうか。そんなことない、ずいぶん秋めいてきましたよと言われるかもしれませんが、私にとってはまだまだ暑いです。生来の暑がりなので、ほんの少し歩くだけでも、そう、例えば毎日の出勤だけでも汗ばんで不快になります。

気がついたら、3月頃から今まで、つまり1年の2/3ほどをほとんど同じ格好で過ごしていました。上はTシャツかポロシャツ、下はジーンズかチノパン、休みの日はショートパンツ。それも白と紺だけ。靴もスニーカー一択。厳冬期以外(東京に厳冬なんて、もはやほとんど存在しませんが)は、ほとんどアウターが要りません。その冬のアウターだって、ここ数年は薄手のダウンジャケット一択です。

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http://www.irasutoya.com/2017/11/t.html

フォーマルな格好はほとんどしなくなりました。かつてはスーツを何着も持っていましたが、いまはいわゆる「ジャケパン」スタイルで羽織るジャケットが一着あるだけ。ワイシャツとネクタイはオンライン授業で必要な時に使うくらいです。完全にフォーマルな格好は葬儀の時に着る黒の礼服くらいでしょうか。

もともと服装やファッションにはかなり疎いほうですが、それでも一応仕事をするときはそれなりにこざっぱりした格好をしなければいけないのと、あまりにも「おじさん」っぽいスタイルは嫌だというこだわりみたいなものはあります。でもそれらにしたって、上述したような数パターンの服装で十分に間に合ってしまいます。もちろん毎日着替えて洗濯をしますから、それら数パターンを複数セット持ってはいますが。ちなみにスニーカーも、まったく同じ靴を3足持っていてローテーションで履いています。

ああもう、服装はこれくらい単純でいいわと思うようになりました。とくに断捨離などと言うまでもなく、気がついたらすでに十分減っていたという感じです。職場で毎日顔を合わせている同僚からは「この人、ちゃんと毎日着替えてるのかしら」と思われているかもしれませんが。

昨日Twitterで、BBCのこんな映像に接しました。豊かな国々で廃棄やリサイクルに回された大量の衣服がアフリカの国に行き着き、巨大な埋立地を形成し、それが海洋汚染にまでつながっているという映像です。ファストファッションなど安価な服が大量生産・大量消費される一方で、このような歪みをもたらしていると。

ファストファッションがもたらす歪みについては、バングラデシュの「ラナ・プラザ」事故と、それを受けて制作されたドキュメンタリー映画THE TRUE COST〜真の代償〜』などで、私は大きく心を揺さぶられました。そうした現状を見るにつけ、安いからといって服をたくさん、あれこれと買う生活に疑問を持ち始めたのです。それでますますシンプル、というか単純な服装に傾斜してきました。

いろいろな服を選んで着るのだって人生の楽しみのひとつではありますから、ことさら禁欲を自分に強いることはないのです。それでも私自身は、もう「つやばつける*1」ことはないかなと思っています。

*1:「格好をつける」。博多弁。