インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

腰痛は能のお稽古で治す

週末に自堕落な生活態度で読書三昧していたら、ひどい腰痛がぶり返しました。ちょっと歩いていても「カクッ」と腰折れしてしまいそうな勢いです。こういうときは、とにかく安静第一……ではありません。腰痛は動かして治す! 受け身の安静や湿布薬やマッサージでは、腰痛に土俵際まで寄り切られてしまいます。ここは能動的に攻めて腰痛にバックドロップをかますのです。というわけで、昨日の月曜日は予定通りお能のお稽古に行きました。

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https://www.irasutoya.com/2016/03/blog-post_821.html

いま五月の発表会を控えて『邯鄲』の舞囃子をお稽古しています。途中で舞えなくなったらそこで師匠にわびて中座しようと思っていたら、二回舞ううちに腰痛を忘れていました。とても腰が軽いです。師匠によれば、頭の上に糸がついていて、天井からまっすぐ吊り下げられているようなイメージで「ストン」と立つのが基本の構えのお能は、腰にも負担をかけないものらしいです。しかも帯を巻いてその上に袴の紐もキリッと締めれば、腰を固定するコルセットみたいになりますしね。

現在放映中のドラマ『俺の家の話』は能楽師一家のドタバタを描いたホームコメディですが、先週の最新話では素人のお弟子さんがお稽古をしているシーンがありました(このお弟子さんが実は……おっと、ネタバレになるのでやめておきましょう)。私は常日頃から能楽を観るだけではなくてお稽古する人がもっと増えないかなあと思っているのですが、「腰痛は能のお稽古で治す」というの、キャッチフレーズにしてはいかがですかね。