インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

フィンランド語 64 …日文芬訳の練習・その1

週に一回、細々と続けているフィンランド語は、まだまだ「初級クラス」です。ここのところずっとオンラインで授業に出ていますが、数週間前から授業の最初に先生が作文の添削をしてくださるようになりました。私が「ぼーっ」としていたのか、いつ告知があったのか覚えていないんですけど、どうやら先生が「授業前に作文をメールで送ってくれたら、授業で添削しますよ」とおっしゃったようなんですね。

それで私も毎週作文を提出しようと決めました。まだ初級なのでたいしたことは書けませんが、ほんの少しずつでもアウトプットしていくのはいいことですよね。いきなりフィンランド語で書くのは難しいので、まず日本語で作文をしてそれをフィンランド語に訳すことにしました。普段やっている「日文中訳」ならぬ「日文芬訳」です(「芬」は「芬蘭」、つまりフィンランド)。

中国語の作文でもそうですけど、初級段階でのひとつのコツは、日本語の文章をなるべく短く切ることです。母語である日本語で文章を書くととかく長くなりがちで、しかも助詞の「が」を多用するとどんどん文章が長くなっていくのですが、それだと外語に訳すのがどんどん難しくなっていくため、特に私のような普段から文が長くなる癖のある人は意識して短い文章を連ねるようにした方がやりやすくなると思います(←ほら、日本語ではこんなに冗長な文がすぐに書けちゃう)。

それから、フィンランド語は膠着語で「語順で話す言語ではない」のですが、それでも「主語+動詞」、つまり「誰がどうする」が一番の核になっているように思います。そこでまず①「主語+動詞」を決め、②人称と時制に従って動詞を変化させ、③目的語を加え、④修飾成分を足し、⑤フィンランド語の一大特徴である「格」を整える……という方向で作文をしようと考えました。本当はさらに様々な文法要素がありますし、強調などの意図によって語順を変えるということもあるようですが、まあ私はまだ初級なので、既習の文法事項をおさらいするような感じで。

私は海外の田舎が好きです。 フィンランドに行ったら、レンタカーで田舎を旅行します。私はフィンランドの森と湖が大好きです。
Minä pidän maaseudusta ulkomaista. Jos menisin Suomeen, vuokraisin auton ja matkustaisin maaseudulle. Tykkään todella Suomen metsistä ja järvistä.


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昨年の夏、私はネットで探したいくつかのコテージに泊まりました。それらはとても素敵でした。しかしコロナウイルスが蔓延したため、この夏は海外に行けませんでした。 来年の夏はフィンランドに行き、またあんな素敵なコテージに泊まりたいです。
Viime kesänä asuin parissa mökeissä, joita etsin verkosta. Ne olivat erittäin mukavia. Mutta en voinut mennä ulkomaille tänä kesänä, koska koronavirus on levinnyt. Ensi kesänä haluaisin matkustaa Suomeen ja asua taas tuollaisissa mukavissa mökeissä.


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若い頃は大都市が好きでしたが、今は静かな場所が好きです。
Nuorena rakastin suuria kaupunkeja, mutta nyt pidän hiljaisista paikoista.


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う〜ん、これだけ書くのにかなり時間がかかりました。特に「格」を整えるところで、それも単数か複数か、可算か不可算かなど(フィンランド語はこれらによって語形がかなり変わります)を常に考えながら書かなければいけないというのが日本語母語話者としては骨の折れるところです。これらが肉体化されて、自分の身体から音としてアウトプットできる日が来るのでしょうか。でもまあ、中国語でも最初はそう思いましたから、きっといつかはそんな日が来ると信じています。