インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

新しい歌を歌う

在宅勤務が長期間に及び、これまでになかった形でのオンライン授業や遠隔授業などの準備と実施に追われているうち、先週や先々週あたりはちょっと心身ともに疲れ切ってしまっていました。やることは次々に立ち現れてくるのに、身体がどうにもだるくて、心もちょっと沈みがちになっていたのです。しばらく減っていた酒量もここに来て増えつつありましたし、明らかによくない兆候でした。

それで、まだまだ非常事態宣言の真っ最中ではあるものの、職場へ自転車で通勤してみることにしました。職場からの指示は「原則として在宅勤務」なので。とにかく狭すぎる自宅に一日中いると、オンライン授業の準備や録画、録音なども気兼ねなく行うことができず、ストレスが溜まります。もうこれは限界だと思いました。職場に行けばほとんど人がいない(出勤時と退勤時にカギをやり取りする守衛さんにしか合わない日も多いです)ので仕事が捗ります。

運動不足も深刻でした。ジムにはもちろん行けず(どこも休業中)、近所の公園は普段よりも人口密度が高くなっていて却ってよろしくなさそう。それもあって、片道40分、往復1時間半ほどの自転車通勤がいい運動になります。さらに、研究室やフロアに誰もいないのをいいことに、退勤時間後に自重を使った筋トレも再開しました。床を使って体幹レーニングの多くが可能ですし、腕立て伏せもできます。ダンベルはないけど、不要になってまとめてある書類の束を使ったりなんかして。

さらにオンライン授業は課題のやり取りなどでメールやメッセージがひっきりなしに入り、いきおい24時間対応になだれ込みがちなので、出勤時だけの対応に絞り、週末は一切仕事をしないなどの「メリハリ」もつけるように気をつけ始めました。一時は夢の中でもオンライン授業への対応を考えていたりして、これはいかんなと思っていたのです。たぶん同僚のみなさんも多かれ少なかれ、同じような状況に置かれていると思います。ここは声を掛け合って、この「ニュー・ノーマル」に対応していかねばなりません。

先週末は先日録画しておいた、昔懐かしい「アバ(ABBA)」のドキュメンタリーを見ました。どの曲も、とりわけいまだからか心にしみます。

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/2145810/index.htmlwww.nhk.or.jp
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その勢いで、映画『マンマ・ミーア!』も見てしまいました。底抜けに明るい、設定とかリアリティとかは正直どうでもよくなるような映画(ちょっと失礼)。でもその明るさと人生への手放しの肯定感に、これまた救われたような気がしました。特に「Chiquitita」の歌詞には、とことんやられました。

Chiquitita, you and I cry.
But the sun is still in the sky and shining above you.
Let me hear you sing once more like you did before,
sing a new song, Chiquitita.

そう、“Sing a new song”ですね。