インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

とことんヒラ社畜的な私

新型コロナウイルス感染症が拡大する中、学校現場では新学期を迎えようとしています。私の職場では二月中から通退勤時のラッシュを避けるための時差出勤が奨励され、三月に入ってからは休講や行事の取りやめが相次ぎ、学生の春休みに合わせて教職員もなるべく学校に来ないで仕事をするようにと、つまり在宅勤務が指示されました。

それでここのところはずっと自宅であれこれの作業をしていました。以前フリーランスで翻訳の仕事をしていた時期があって、あの頃がちょうどこんな感じでした。その時も思ったのですが、この仕事のしかたはすこぶる身体に悪いです。翻訳をしていた頃は締切に追われて、朝起きたら朝食もそこそこにパジャマのままパソコンに向かい、夕方までそのまま座りっぱなしのこともよくありました。

家が狭いこともあって、仕事も食事も休憩も全部同じテーブルの同じ場所。一日だけならともかく、こんなのが何日も続いたら体に良いわけがありません。案の定、腰痛や肩こりもすごいことになっていました。今回の在宅勤務でも、そこまでひどいことにはならなかったけれど、同じような感覚を味わいました。

家が広くて仕事部屋や書斎みたいなものを持っているとか、自律的に「ここからは仕事!」と切り替える意志が強いとか……そういうのが備わっていない私のような人間は、やはり「出勤する」というのがけっこう大切なんだなと改めて思った次第です。自由な働き方に憧れているくせに、ホントは「9時5時」が一番性に合っている。一匹狼なんてとんでもない、判で押したように小屋と牧場を行ったり来たりする羊の群れみたいな人間なのです。在宅勤務が始まった頃は「もっと『ゆるい』働き方を」などとブログに書いていたくせに。

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ともあれ、今日からまた出勤して仕事をすることになり、内心ホッとしています。学校の授業や行事の開始は五月の連休明けまで延期されましたから、今月は教材の準備や、自宅にいる学生への対応や、その他の雑務に充てることになります。そう、在宅勤務をしていた三月は、正直に言ってこれらの業務がてんで捗りませんでした。これも人によると思いますが、私は在宅で仕事をすると生産性がガタ落ちなのです(ふだんから生産性は高くないけど)。

自分の家にいると、家族もいて落ち着かないし、趣味の誘惑もたくさんあるし、なにより他人の視線もないし、内線電話もかかかってきません。ついついSNSは見ちゃうし(ここのところ遠ざかっていたのに)、積ん読本が「私を読んで」と秋波を送ってくるし、通勤時間を利用して毎日コンスタントに取り組んでいた語学の練習もおざなりになりがち……。

ああ、こうやって書いているとつくづく自分の本性はとことん社畜的な体質なんだと思います。なおかつマネジメントにも長けていないから、人に指示して業務をまとめることも不得手です。社畜的なのに加えて、とことんヒラ社員的なのです。

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https://www.irasutoya.com/2015/09/blog-post_62.html