インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

  下の歯の右側、0.5mmほどの隙間がなかなか埋まらない。「なかなか頑固ですね〜」と、口に両手を突っ込み、ブラケットのワイヤーを力一杯ぐいぐい詰める先生。「あがあが」と私。
  「ちょっと強めにテンションかけましたから、また数日ほどはじんわりと痛いかもしれません」
  「ふぁい」
  ブラケットの調整やゴム交換をする前に、いつも歯科技工士さんが歯のクリーニングをしてくれるのだが、今日の女性はかなりおざなりな仕事ぶりだった。施術されてるこっちは、力のいれ具合とか丁寧さ加減とか、すごくよく分かるんだよね。