北欧旅行記
先般の北欧旅行は、どの国も印象深かったのですが、いちばんいまの自分に心地よく感じられたのはフィンランドでした。彼の地については事前にあまり知識を入れず、なるべく観光ガイドや旅行記なども読まないようにして行きました。観光旅行って、事前に本や…
北欧の旅では、宿泊をすべてAirbnbで手配しました。民泊って、それなりに快適な場所に泊まろうとすると必ずしもお安いとはいえない場合が多いんですけど、いろいろ検索してみると、物価の比較的高い北欧ではホテルよりも安く快適に泊まれそうだったのです。…
コペンハーゲンの「デザインミュージアム・デンマーク」は世界的に評価の高いデンマークのプロダクトデザインを中心に展示している美術館です。先日訪れた際には、ちょうど日本のデザイン(ただし現代のものよりも浮世絵や民芸など近代以前のデザインにより…
これまた例によって食べ歩きを極めた末でもなんでもなく、ネットであれこれ探して行ってみただけですが、いずれも現代的な北欧料理のお店を三つご紹介します。現代北欧料理といえばデンマークのレストラン「noma」が有名ですが、有名店だとかえって行きたく…
先日、Twitterで以下のようなツイートに接して、とても共感しました。中国語が出来ると、新疆の国境地帯やチベット高原や満州でも、南方の香港・マカオでも、コミュニケーション出来る。中国語学習とは、何千年かけて中国人がアジアで拡大した「文化的プラッ…
例によってこれも食べ歩きを極めた末の……というわけではなく、訪れた先でたまたま入ったお店のうち、印象に残ったものだけ備忘録的に。コペンハーゲンに行ったらぜひ食べ歩きしてみたかったのが「デニッシュ」です。デニッシュ・ペストリーともいいますよね。…
「コペンハーゲンの銀座歩行者天国」的なお買い物ストリート「ストロイエ」を歩いていたら、その終点に王立劇場の建物がありました。観光シーズンではないこの時期を狙ってか、市内はあちこちで改修中で、劇場前の広場も大規模に掘り返されていましたが、そ…
コペンハーゲンといえば「ほかを差し置いてそこかよ」とつっこまれそうですが、まず行ってみたかったのがチボリ公園です。だれかが「コペンハーゲンの花やしき」と言っていましたが、なるほど、そんな感じ。適度にチープ感があって、ゆるい雰囲気がたまりま…
ストックホルム中央駅からコペンハーゲン中央駅まで特急列車に乗りました。 六時間以上ある旅程で疲れちゃうので、一等車に。一列三シートでゆったりです。Wi-Fiも使えます。 早朝に出発する列車だったので、駅で軽く食べてから乗ったのですが、なんと朝食の…
むかしもいまも、スーパーマーケットが大好きです。あの見渡す限り野菜や肉や魚や食料品などが並んでいる光景を見ると、アドレナリンが分泌されるのが分かります。書店の大きな本棚を目の前にした時の興奮と通じるものがあります。特に買いたいとか、食べた…
タリンクシリヤラインを紹介してくれた留学生とは別の、もうひとりのスウェーデン留学生にも「ストックホルムでおいしい物といったら何ですか?」と聞いてみました。お答えは「サーモンとかミートボールとかですね」……まあ、そうでしょうねえ。それなら日本…
フィンランドのヘルシンキから、スウェーデンのストックホルムまで、船に乗りました。勤務している学校のスウェーデン人留学生から「楽しいですよ〜。食べ放題のビュッフェが有名なんです」とおすすめされたのです。日本では「食べ放題」の代名詞になっちゃ…
先般、大学入試センター試験で「ムーミン」を扱った問題が話題になっていました。mainichi.jpヘルシンキでは、当然のようにムーミンがそこここで見られました。テレビアニメもムーミン(かつて日本で作られたものではなく、オリジナルのようです)、お土産も…
ヘルシンキを訪れたら、ぜひ行ってみたかったのがアルヴァ・アアルト氏の自邸です。アアルトといえば、フィンランディア・ホールや、イッタラで製品化されているあの「ぐにゃぐにゃフォルム」の花瓶、妻のアイノ・アアルトがデザインしたタンブラーなどが有…
三月の下旬とはいえ、春はまだ遠い感じのヘルシンキ。日中でも気温は零度前後ですが、不思議にあまり寒く感じません。湿度が低いせいかしら。建物の中はどこもスチームが効いていて、部屋ではTシャツ一枚でも大丈夫なくらい。洗濯物がよく乾く点など含めて、…
フィンランドのヘルシンキ空港はびっくりするくらい日本語を話している方が多くて、空港内のサインシステムにも日本語(あと中国語と韓国語も)がデフォルトで載っていました。人気あるんだなあと思ったら、ほとんどの方がここで乗り換えて欧州各地へ向かう…