インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

足上げベンチプレス

ここのところ、早朝に利用しているジムでは定期的に「足上げベンチプレス」に取り組んでいます。ベンチプレスとは、こちらの「いらすとや」さんのイラストのように、ベンチに仰向けに寝てバーベルを持ち上げる運動で、主に大胸筋を鍛えるためのメニューです。…

みんな煮え切らない

職場の総務部門から、新年度からの、つまり4月1日以降からの新型コロナウイルス感染症対策に関する「お知らせ」がメールで届きました。いろいろな項目があるのですが、基本的にはこれまで継続してきた対策の「現状維持」だそうです。マスクについても当面…

はじめてのTOEIC

きょうは朝からTOEICのListening & Reading Testを受けてきました。語学の検定試験を受けるのはおそらく十数年ぶりだと思います。それも以前は中検とかHSKとか、中国語の検定試験ばかりを受けていましたから、英語で受けるのはたぶん中学生の頃に受けた英検…

うにのようなビヨンドとうふ

留学生の通訳クラスで使用する日本語ニュースの素材を探していて、こちらの動画を偶然見つけました。これまでの豆腐の概念を覆すような新しい豆腐系食品とも言うべき「ビヨンドとうふ」のシリーズを次々に世に問うている相模屋食料株式会社さんを取材した、…

絵が描けなくなった

オンライン英会話で、講師の先生を相手にちょっとした自己紹介などしていると、「学生の頃の専攻は何でしたか?」と聞かれることがあります。私が「美術です。彫刻を作っていました」と答えると、たいがい「いまでも彫刻を作ったり絵を描いたりする?」と返…

キャリアコンサルティングを受けてきた

私はいま都内某所にある学校で働いていますが、この職場は60歳で雇い止めになります。あと数年しかありません。その後は65歳まで嘱託や非常勤の形で勤務を継続することもできますが、さしたる資産も持っていない私は65歳以降もおそらく何らかの形で働き続け…

ラップフィルムの端がわからなくなったら

職場の教員室には小さな流し台が設置されていて、戸棚には排水口用のネットやらラップフィルムやらがおいてあります。いただきもののクッキーの袋を開けたので、湿気ってしまわないようラップフィルムで封をしようとしていたら、やってしまいました。うっか…

もっと厳しくしてほしい?

勤務先の専門学校は年度末の先週から期末試験週間を迎えておりまして、留学生のみなさんが今年度最後の試験に挑んでいます。試験をクリアしないと卒業や進級ができないのでみんなかなり真剣、というか神経質になっています。こんなことを言うと学校側からお…

オンライン講師もいろいろ

先週の土曜日、オンライン英会話Camblyで予約したレッスン時間前に待機していたら、レッスン開始の数分前に突然キャンセルされました。いわゆる「ドタキャン」というやつですね。講師の急な都合によってキャンセルされることはあると聞いていましたが、実際…

こう見えて失語症です

脳出血によって失語症になった夫との十年間をまとめた、米谷瑞江氏の『こう見えて失語症です』を読みました*1。フリーランスのライターだった米谷氏は夫の抱えた障害をきっかけに失語症や脳そのものへの興味がわき、ついには言語聴覚士の資格まで取って転職…

ゲノム編集の世紀

「CRISPR-Cas9」(クリスパー・キャスナイン)と呼ばれるゲノム編集技術の開発によって、2020年のノーベル化学賞が贈られたジェニファー・ダウドナ氏とエマニュエル・シャルパンティエ氏。この二人の研究を主軸に、ゲノム編集技術の発展と現状、これからの可…

世代交代のサイクルを回したくない人々

今朝の東京新聞に、ニュースキャスター・安藤優子氏へのインタビュー記事が載っていました。ウェブ版でよりボリュームの多い全文が読めます。安藤氏が昨年上梓された『自民党の女性認識「イエ中心主義」の政治指向』(明石書店)を引いて、自民党の「イエ中…

オンライン中国語会話

オンライン英会話が何とか続いているので、オンライン中国語会話も試してみようと思いました。私は日常的に中国語を用いる仕事をしてはいますが、現在メインで行っているのは中国語から日本語方向への通訳や翻訳の教育です。学生さんは圧倒的に中国語母語話…

パタゴニアのフーディニ・ジャケット

同僚に「これはけっこう重宝するよ」とおすすめされて、パタゴニアの「フーディニ・ジャケット」を買いました。ジャケットというか、ウインドブレーカーです。ナイロン100%でぺらっぺらの一枚なのですが、微妙に暖かくなったり冷え込んだりするこの時期、温…

AIを使った英会話アプリ「Speak」

アメリカのベンチャー企業「Open AI」が開発したChatGPTが話題になっていますが、「テレ東BIZ」でその教育への応用例(!?)が紹介されていました。「!?」をつけたのは、その使い方が少なからずこれまでの教育のあり方に変革をもたらすだろうなと思うと同時に…

選択的「夫妻」別姓

きのう朝ごはんを食べながらテレビをつけたら、ジャーナリストの青木理氏が「選択的夫妻別姓」について述べておられました。「夫婦別姓」じゃなくて「夫妻別姓」です。なるほど、私もこれまで「夫婦別姓」という言い方に慣れてきましたけど、「夫妻別姓」と…

教師だけれど人見知り

人前で話す仕事をずいぶん長い間してきたので、これを人に言うと「またまた〜」と信じてもらえないのですが、私はかなりの「人見知り」です。初対面の人とそつなく話すことができませんし、そもそも人の多いところが極端に苦手です。フリーランスの頃は仕事…

筋トレブームが去りつつある?

きょうパーソナルトレーニングのジムでトレーナーさんと「筋トレブームが去りつつあるのかも」という話になりました。トレーナーさんいわく、ここ数年のブームが一段落して、退潮に向かっているのではないかとのこと。感覚的にはコロナ禍に収束の兆しが見え…

猿が木から落ちる

同僚が担当しているクラスで、外国人留学生が日本語のことわざについて学んでいました。学んだあとに確認のための小テストをやってみたら、惜しい回答がたくさんあったそうです。たとえば「猿も木から落ちる」を「猿が木から落ちる」とか「猿と木から落ちる…

ピーピング・トム『マザー』

ベルギーのダンスカンパニー「ピーピング・トム」の公演『マザー』を見てきました(ご注意:以下、ネタバレがあります)。『マザー』『ファーザー』『チャイルド』という家族三部作のひとつ。美術館のような病院のロビーのような空間を舞台に、母と娘のイメ…

フレンドリーであること ポジティブであること

オンライン英会話のCambly、まだまだ続けています。30分のレッスンを週3回。レッスン開始前はやっぱりいつも緊張しますが、だんだん度胸がついてきました。講師の「腕」みたいなものには多少ばらつきがある(当たり前ですか)みたいですけど、私が「緊張し…

先進国だと自称することへの痛み

性的少数者に対するあからさまな差別発言で更迭された首相秘書官についての続報がけさの新聞に載っていました。同性婚の法制化に対する否定的な態度は、何もこの元首相秘書官だけにとどまるものではなく、岸田首相みずからの価値観を反映したものなのではな…

ChatGPT

人間とほとんど区別がつかないと話題の自然言語AI「ChatGPT」を試してみました。その機能と性能、現時点で考えうるリスクなどについては、こちらの「テレ東BIZ」の動画が参考になります。www.youtube.com「ChatGPT」に関する私自身のおぼろげな認識では、文…

アップデートの必要

私は現在、専門学校や通訳学校でいくつかのクラスを担当しています。その中には通訳・翻訳訓練の一環として「放送通訳」や「字幕翻訳」などの授業も取り入れています。いずれもかつて自分が学んだり仕事にしたりしてきた経験を元に教材や教案を考えているの…

ジムでマスクをそっと外す

きのうの朝、いつものようにジムに行ってマスクを外して運動していました。このジムでは先週からトレーニング時のマスク着用を求められなくなったのです(常時携帯して、会話時には着用してくださいとのこと)。それでも先週は、マスクを外している人がほぼ…

マイヤ・イソラ 旅から生まれるデザイン

フィンランドのファッションブランド「マリメッコ」のデザイナーとして知られるマイヤ・イソラ氏のドキュメンタリー映画を見ました。3月から公開されるこの映画、私の職場の母体がファッション系の学校で、そこの企画イベントで試写会が行われていたので参…

ひらやすみ原画展

マンガ家・真造圭伍氏の『ひらやすみ』の原画展が、同作にゆかりの深い阿佐ヶ谷にある杉並区役所内の区民ギャラリーで開かれているというので、見に行ってきました。www.city.suginami.tokyo.jp区民ギャラリーといっても、ほとんど廊下みたいなところに手作…

ジェットコースターみたいなオンライン英会話

オンライン英会話のCamblyを使いはじめて1ヶ月が過ぎました。ほぼ1日おきくらいでレッスンを受けてきましたが、当然のことながら講師にはいろいろな方がいらっしゃいますね。Camblyは講師の全員が英語の母語話者というのが「売り」なのですが、住んでおら…